校友会では、会員の親睦、会の発展のための有意義な支部活動を尊重し、支援してまいり、平成18年より支部事業企画COMPETITION-SHIBUCOM(シブコン)-の実施を始めました。提出された事業企画書と予算書からコンペティション形式で支援する支部を理事会で決定し、千葉支部が2回、九州合同支部の企画に対して助成を行いました。
現在23の支部が設立していますが、休止している地域もあり、全ての支部を対象にコンペティション形式で行うことは実質に伴っていないという現状がわかりました。そこで、支部という活動だけでなく、助成対象を意欲的な会員全体に広げ、それぞれの目的に応じて支援をしていくことになりました。
該当する支部・会員グループで申請を行う団体は、下記、実施要領のPDFをよくご確認いただき、平成23年1月5日~平成23年2月15日の間に申請ください。
●平成22年度は、企画助成という形式で、会員支援策を講じましたが、23年度以降は、「支部」と「会員」それぞれの目的に合わせ、今後は、下記に示した2つの目的に沿った支援制度の整備を行う方針とします。
1.「企画助成型」から支部の安定した運営・継続的発展に向けて「運営資金助成型」へ転換
支部の「独自色」を尊重し、充実した支部活動へ育てるため運営の支援を行うものです。支援の望ましいあり方について、今後支部長懇談会などの機会を通じて意見交換します。
2・会員グループ支援の目的
「奨学金」(学生枠)に相当する芸術活動「奨励金」(卒業生枠)の創設
卒業した後も制作・研究意欲を持ち続け、発表活動に取り組んでいる会員のグループに対しガイドラインを設け助成していきます。
●そうした展望を踏まえ、今年度実施される「支部・会員グループ支援」事業はガイドラインに沿い、「支部」「会員」それぞれの支援制度が整うまでの「経過措置」として実施するものとします。