ニューヨーク支部・永野みき支部長より、展覧会のご報告をいただきました。
6月15日から30日までマンハッタンの天理ギャラリーで第8回HAFH展を行いました。交通の便利なマンハッタンのど真ん中で、且つ、天井の高いすばらしいギャラリー空間の中に会員23名の作品を展示し、小スペースには東日本大震災支援の小作品39点を展示しました。
オープニングレセプションには250人程の来場者があり、初日早々、小作品も数多く販売しました。また16日には表千家流の紅林久枝先生にお茶会を取り仕切っていただき、展覧会場で東日本大震災支援お茶会を開催。お子様方を含めますと100名を超えるお客様に、お茶の世界を体験してただきました。外国のお客様のみならず、日本のお客様、また子供たちも、なにやら神妙に、そしてシャキっとしてお手前を楽しみました。茶道という芸術を通し、日本文化の真髄に、少しでも触れていただく機会を作れたと思います。23日開催の由本みどり先生のレクチャーは「NYで活躍した日本人女性アーティスト」をフォーカスしたもので、十数人の参加者の皆さんとの熱心な質疑応答を交えた興味深い、とても充実した内容でした。詳しくはニューヨーククラブウェブサイトhttp://www.nycoo.com/tamabi/exhibition.htmlをご覧下さい。
展覧会を終えて計算してみれば、小作品(売り上げ全額寄付)29点が売れ、本展でも1点(20%寄付)を売って、お茶会などの募金とあわせると支援金は1.917ドルになりました。円高のせいで換金するとそれ程多きな額にはなりませんが、それでも初めてニューヨーククラブとして、東日本大震災の被災地に支援金を送ります。今後とも続けて行きたいと思っています。