[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

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Mar 30, 2010

4月3日の「くくのち学舎」講座案内

今週末に開講される講座1本をご紹介します。 当日の飛び入りも歓迎です。奮ってご参加ください! (お申し込みはくくのち学舎webの申し込みフォームからどうぞ)

【1】「くくのちミツバチ講座」 http://kukunochi.jp/class/la_pensee_sauvage/mitsubachi.html ・2010年4月3日(土) 13:00-16:00 ・講師:藤原誠太  ミツバチと人間の関係はとても深いです。 私たちは、太古の昔から蜂蜜を薬として利用してきましたし、神話にもミツバチの話が たくさん登場します。春先になると野に飛び交うミツバチたちは、蜜を花からいただく かわりに、この世界に豊かな実りを約束してくれる私たちにとって本来は身近な生き物です。 自然と人間をいい具合に結びつける、媒介者としてのミツバチ。 私たちは、ミツバチのことを知ることで、里山のこと、動物のこと、神話のこと、 食べ物のこと、エネルギーのこと、さまざまなことが見えてきます。  今回は岩手から養蜂家・藤原誠太さんをお招きして、ミツバチの飼育の仕方を伺いながら、 木の板をのこぎりで切ってミツバチの巣箱を参加者全員で組み立てます。 出来上がった養蜂箱は、くくのち畑のある八王子の里山に設置する予定です。 後日、講座の参加者と一緒に養蜂箱の設置や実際にミツバチが箱にすみ始めたら定期的に観察 会などを行います。 ミツバチに興味のある方、ミツバチを通して動物や里山のことを考えてみたい方、 ミツバチを実際に育ててみたい方のための入門講座です。ふるってご参加ください。 この講座は、多摩美術大学芸術人類学研究所の研究会としても開催されます。

■講師プロフィール 藤原誠太 1957年 岩手県盛岡市生まれ。 東京農業大学農業拓殖学科卒業。南米で養蜂を志し、卒業後実家の養蜂業を手伝って いる時に日本みつばちの魅力にとりつかれる。 以来独学でその飼育方法を模索し確立した。独自に日本ミツバチの飼育法を開発(藤 原式)、養蜂関係特許多数保有。 現在、藤原養蜂場場長。日本在来種みつばちの会会長。東京農業大学客員教授。著書 に「日本ミツバチ在来種養蜂の実際」(農文協)。

■お問い合わせ くくのち学舎事務局 (担当:天野・淵上) Fax:03-5501-9093 Mail:99nochi@gmail.com

2010/03/30 20:01 | くくのち | Permalink | Trackback

Dec 17, 2009

12月19日の「くくのち学舎」講座案内+くくのちふゆまつりのお知らせ

くくのち学舎、開講間近の講座情報です。 今週末12月19日(土)に開催の講座を含め、2講座をご紹介します。 当日の飛び入りも歓迎です。奮ってご参加ください。

【1】「折形講座 (2) 心の折形、結びかた」 http://kukunochi.jp/class/art-and-tech/origata3.html ・12月19日(土) 15:00-16:30 ・講師:山口信博氏 お歳暮やお祝い事など、大事な人への贈りものを包む作法である折形。 どうして白い紙で包み、水引で結ぶのでしょう?  また熨斗(のし)に鮑(アワビ)が使われていたのはどういう意味が? 日本の[「贈与のかたち」の表現である折形について、実際に紙を折り、モノ を包みながら、そのココロを学びます。 3回続けて行われてきたこの講座、今回のテーマは、「つつむ」です。 大事な気持ちの包みかた、手を動かして考えてみましょう。 はじめての方も歓迎! です。 プレ講座の様子は、こちらから。

【2】「都会のキノコ(3)」 http://kukunochi.jp/class/life_and_energology/tokyo-mushroom3.html ・1月9日(土) 13:00-14:30 ・講師:長谷川 明、大舘 一夫 東京の大地の下に驚くべき勢力で繁茂している「地下の森」と、その突端であ るキノコたちを、キノコ研究家の大館さん、長谷川さんの案内で見ていきます。 第一回目の様子は、こちらから。

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■くくのちふゆまつりのお知らせ

最新情報はこちらから :

1年でもっとも太陽が地球から遠ざかる時期、むかしの人たちは富や幸を願って 自然の力が「殖ゆ」ることを祈り、祝うおまつりをしていたといいます。 「これからの日本にほんとうに必要なものだけを集めた学校」として、 7月からスタートしたくくのち学舎もそれにならって、くくのちに参加してくださった方や 仲間たちと一緒に、ふゆ(冬、殖ゆ)のおまつりを開くことにしました。 ふゆまつりのテーマは、「贈与と交歓」。 山や森や畑の幸を味わい、お酒や温かい飲み物を飲みながら、集まった人と話をしたり、 物産を見たり、音楽を聞いたり、芸能を堪能したり。 また、まつりと一緒に行われていたという「市場=市庭」を、 物々交歓や昔の交易スタイルで再現した「カタラッソ・マーケット」も開催。 「これからの日本にほんとうに必要な」コミュニケーションについて、みんなで 考えながら楽しみたいと思います。 お忙しい時期ですが、ちょいと遊びにいらしてくださいませ。

◆開催日時:12月23日(祝) 10:30−16:00:ブース展示、"カタラッソマーケット"、ステージエリア 17:00−19:00:舞踏公演『芸能のはじまり−踊る農業から』

入場料:無料(10:30−16:00) /  舞踏公演のみ入場料:2000円 場所:四谷ひろば講堂(旧四谷第四小学校跡)

◆舞踏公演:『芸能の始まり−踊る農業から』 開場:17:00、開演:17:30、終演:19:00 / 入場料:2000円 演目:南山座「大道曲芸披露」(30分)、    森繁哉+阿部利勝「踊る農業・ダンス披露」(50分) 出演:森陽哉、森舞哉、森千哉、森さち、阿部利勝、橋本匡史、森繁哉

公演内容:「大道曲芸披露」は、家族技芸団「南山座」が、中世以来の日本芸能      の始まりを現代に蘇らせようと、創作した芸能舞台の数々。      「踊る農業・ダンス披露」は、農業の始まりと芸能の始まりを踊る芸能舞踏の数々。      森繁哉と阿部利勝の東北舞踏家コンビがデュオ作品として東京田園に出現。

◆くくのち市:”カタラッソマーケット” 10:30−16:00 【沈黙交易テント】第一回:1100集合、第二回:1300集合

ふだん私たちは、お金という便利で厄介なモノを通じて、モノのやりとりを行っています。 でもそんなものが無かった時代、ヒトはどのようにして、他者と 物品のやりとりを行っていたのでしょうか? 古い文献や人類学者の報告の中にそのヒントがありました。 古代の交易として、"沈黙交易"というものが行われていたようなのです。 "沈黙交易"は、共同体と共同体の間で行われていた、交換の「はじまり」です。 2者(たとえば山に住む人と里に住む人など)が、ある場所に集まります。 そこはたいてい聖地であったり、境界の場所であったようですが、そこでお互 いに言葉を交わさず姿も見せずに、交易をしていた、というのです。

今回実施する「沈黙交易テント」では、この原初の交易である"沈黙交易"の場所を テントの中に作り、 「お金を抜きにモノを交換するとはどういうことなのか?」 「その時私たちのココロには何が起こるのか?」 「果たしてワタシのモノは見知らぬ人と交換が成立するのか?」 という興味深いテーマについて、皆で体験します。

【物々交換マーケット】 第一回:1200集合、第二回:1400集合 対面でのコミュニケーションによるモノの交換を行うワークショップです。 複数の参加者がひと組になって、モノの由来や想いを説明したり交渉をしたり。 自分の使ってきたモノ、作った作物や作品がどんなモノ・ヒトと交換されるか?  をお楽しみください。

【スークブース-下北沢気流舎の古書-チャイ販売】 イスラム圏のマーケットではいまでも、"定価"のついていない商品が存在しています。 店主と買い手のやりとりでだんだんと価値が定まっていくその商店群 はスークとよばれています。 "定価"無しの商品販売を、下北沢でナイスな古書店/インフォショップをやって らっしゃる気流舎さんに来ていただき、四谷スークを開店。

【参加方法】 ・一品、交換するモノを持参してください。あまりにも巨大なモノやとても高価なモノ、  あるいはゴミ箱から拾ってきたモノなどは、交換が成立する可能性が低くなると思われます。  ただそれを経験するのもまた一興です。  ご自身のお考えで"モノ"をご持参ください。

・事前に参加エントリーをして頂ければ幸いです。  飛び入り参加も可能な体制としていますが、現場の状況次第ではやむを得ず  ご参加頂けない場合もあります。ご了承ください。

*参加申し込みフォーム(PC/携帯): https://pro.form-mailer.jp/fms/dd97bca85784 

※くくのちふゆまつりで舞踏を披露してくださる森繁哉さんは、土方巽の影響を受け、 長年、地元の山形県最上郡大蔵村に根ざしながら舞踏の活動を続けていらっしゃいます。 山形の凄みとユーモアがハイブリッドされたこの舞踏を、今回のふゆまつりで ご紹介できることになりました。

主催:くくのち学舎 これからの日本に本当に必要なものだけを集めた学校 http://kukunochi.jp/

くくのち学舎事務局 (担当:天野・淵上) Adress:目黒区青葉台3-1-18-5F (株)シンコ内 Fax:03-5501-9093 Mail:99nochi@gmail.com

2009/12/17 18:12 | くくのち | Permalink | Trackback

Nov 28, 2009

くくのち学舎 “くくのちふゆまつり”開催のお知らせ!

くくのち学舎 “くくのちふゆまつり”開催のお知らせです。

最新情報はこちらから→http://kukunochi.jp/news/event/fuyumatsur.html

1年でもっとも太陽が地球から遠ざかる時期、 くくのち学舎の考える「これからの日本にほんとうに必要なもの」が集まり交流することで 「殖ゆ(ふゆ)」を祝うおまつりを開催します。

*開催日時:2009年12月23日(水・祝) 10:00-16:00:ブース展示、くくのち市”カタラッソマーケット”、発表エリア 17:00-19:00:舞踏公演『芸能のはじまり-踊る農業から』 *入場料:500円 / 舞踏公演:2000円 *場所:四谷ひろば講堂(旧四谷第四小学校跡)     新宿区四谷4-20→アクセスはこちら

◆舞踏公演:『芸能の始まり-踊る農業から』 開場:17:00、開演:17:30、終演:19:00 / 入場料:2000円

演目:南山座「大道曲芸披露」 (30分)    森繁哉+阿部利勝「踊る農業・ダンス披露」 (50分)

出演:森陽哉、森舞哉、森千哉、森さち、阿部利勝、橋本匡史、森繁哉

公演内容:「大道曲芸披露」は、家族技芸団「南山座」が、 中世以来の日本芸能の始まりを現代に蘇らせようと、創作した芸能舞台の数々。 「踊る農業・ダンス披露」は、農業の始まりと芸能の始まりを踊る芸能舞踏の数々。 森繁哉と阿部利勝の東北舞踏家コンビがデュオ作品として東京田園に出現!

◆ブース展示:各種団体の活動紹介、物品販売 (10:00-16:00) 

◆ブース/出展参加者(順不同/追加エントリー調整中) ・「としかつ父ちゃんの庄もない米」(山形のお米販売) 紹介:勝手に“としかつとうちゃんのほーむぺーじ” ・「くくのち学舎恩方畑チーム」(大豆の販売) ・「カラコル」(新しい山伏活動について) ・「芸術人類学研究所(IAA)」 ・「鼓童文化財団」(佐渡島小木町の伝統技術の紹介と販売) http://www.kodo.or.jp/news/index_ja.html ・ソラノネ食堂(滋賀県高島市の竈レストラン) http://soranone.jp/cafe ・気流舎(古書販売) http://www.kiryuusha.com/ ・キッチンワタリガラス(オーガニックフード) http://watarigarasu.jp/ ・富山県南砺市(米菓子、”土徳”の紹介)、ほか

◆くくのち市"カタラッソマーケット"   (10:00-16:00)

「モノとヒトの交換/コミュニケーション」をテーマに、 農産物や食品、生産/加工品、私有品の市場(=市庭)を開催します。 通常の商品販売に加え、物々交換や沈黙交易/ローカルマネーの実験エリア(予定)を設置。 

◆プレゼンテーションエリア (10:00-16:00)

くくのち学舎からの広報、くくのち学舎講座担当者や関連事業者、 NPOや有志個人による発表エリア。 「新しい民芸、協同組合、資本主義(仮)」と題した公開ミーティングの実施。

※お問い合わせは、こちら くくのち学舎事務局(担当:天野・淵上) Fax : 03-5501-9093 Mail : 99nochi@gmail.com

舞踏家・森繁哉さん率いる南山座の公演は必見です! (森繁哉さんの紹介はこちら)

ぶらっと立ち寄りたい方も、じっくり一日楽しみたい方も、 ご家族、友人とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください!

2009/11/28 0:35 | くくのち | Permalink | Trackback

Nov 06, 2009

11月7日の「くくのち学舎」講座案内

今週末に開講される講座1本をご紹介します。 当日の飛び入りも歓迎です。奮ってご参加ください。 (お申込は記事に添付した「くくのち学舎」WEBからどうぞ。)

「ノグソフィア -糞とエコロジー (3)」  http://kukunochi.jp/class/life_and_energology/nogusophia3.html *第三回 「おしりで見る葉っぱ図鑑」 ・11月7日(土)15:00-16:30          →13:00スタートとしていましたが、15:00の間違いです!(10/14修正) ・講師:伊沢正名(糞土師。糞土研究会代表)

・正しいのぐその仕方、紙の罪 ・葉っぱから始める自然の探求

水に流すなんてもったいない。糞は野に、山に、土に返すベシ。 過激にして笑いに満ちた、"ノグソフィア=野の糞の智慧"講座。 「上りと下りの食物連鎖」「ウンコを巡る生態系」について、 キノコ・菌類写真家としても著名な伊沢さんのお話。 入れるだけ(=食べる)のオーガニック、臭いものにはフタをするエコではもの 足りない方へ、オススメ!です。

*関連リンク 著書『くう・ねる・のぐそ』ページ:http://special.yamakei.co.jp/noguso/

2009/11/06 20:50 | くくのち | Permalink | Trackback

『料理民俗学入門』 くくのち学舎出版部より刊行

フランスの人類学者、イヴォンヌ・ヴェルディエ著/中沢新一訳『料理民俗学入門』が くくのち学舎より刊行されます。 ■ 目次 ・まえがき 中沢新一 ・料理民俗学のために イヴォンヌ・ヴェルディエ ・低地ノルマンディ地方の食事 イヴォンヌ・ヴェルディエ

■ 『料理民俗学入門』について 著者のヴェルディエ女史はフランスの人類学者で、 10/31に逝去されたクロード・レヴィ=ストロース先生のお弟子さんにあたる方です。

フランスのノルマンディ地方料理の詳細な分析を行っている本書は、 レヴィ=ストロースが展開した「料理の三角形」などをベースに、 日常の食事、その四季の変化、結婚式やお祝いごとの日にどのように食べ物が振る舞われ、 それをどのように享受していたのか、またその根っこにはどのような論理が潜んでいるのかを 丹念に追っていきます。

くくのち学舎では、日本の料理(郷土食からラーメンまで)の奥に潜んでいる 「野生の思考」を、ヴェルディエ女史のこの仕事を参考にしながら、少しづつ 明らかにしていこうと考えています。 その基本図書となるのがこの『料理民俗学入門』です。

自然界で育ったものを収穫し、食す、という営みは、何万年もの間繰り返され、 多種多様な知恵と工夫が蓄積されてきました。その根っこをつかみ、 未来に生かしていくためのよい導きになる、という思いで本書を刊行いたします。 (くくのち学舎HPより)

※本書はくくのち学舎HPから購入できます。

2009/11/06 10:52 | くくのち | Permalink | Trackback

Oct 13, 2009

10月17日「くくのち学舎」講座案内

今週末に開講される講座2本をご紹介します。 お申し込みは金曜まで、当日の飛び入りも歓迎です。奮ってご参加ください。 (お申込は記事に添付した「くくのち学舎」WEBからどうぞ。)

なお、「はじめての動物弁護士」は、今後力を入れていきたい講座ということで、 当初有料での開講としていましたが、【無料】での開講に変更されています。 21世紀における人間と自然の関係が、現実社会でもっとも先鋭的にあらわれてくる 動物・自然をめぐる訴訟/運動の現場を知ることができる興味深い講座です。奮って ご参加ください!(*既に講座料を振込頂いた方は当日「くくのち学舎」より返金されます)

【1】「はじめての動物弁護士−動物弁護士養成講座シリーズ(1)」  ***無料での開講と変更いたしました! http://kukunochi.jp/class/animal_lawyer/animal-lawyer.html ・10月17日(土) 13:30-15:00 ・講師:籠橋隆明 動物弁護士養成講座の第一回目。 この世界は人間が中心にできていないことはよくわかっていても、他の生き物 のことはどうしても後回しになりがち。そのうえ、法律は人間だけのためのも のだと考えがちですが、近い将来、たんなる環境保護をこえた自然に生きるも のたちすべてが主体となる法律が必要になってきます。そこで、くくのち学舎 では、動物弁護士養成講座を開設して、これからの自然の権利を参加者と一緒 に考えていきます。 今回は、日本ではじめて、実際に動物を原告とした「アマミノクロウサギ裁判」 をおこした弁護士の籠橋さんに、動物が原告となる裁判について、またこれか らの日本で自然との関係をどうつくっていったらいいか、お話をうかがいます。

*関連リンク 環境goo籠橋さんインタビュー http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/ecologue12_01.html 「自然の権利」基金 http://www.f-rn.org/ 日本環境法律家連盟 http://www.jelf-justice.org/ 自然の権利HP http://homepage3.nifty.com/sizennokenri/

「自然の権利」基金のちらしです。基金へのカンパができる振込用紙が付いています。 研究所でご自由にお取りいただけます。

【2】「山と森の霊(たましい) - 山の思想シリーズ(1)」 http://kukunochi.jp/class/mountain/spirit.html ・10月17日(土) 15:30-17:00 (*通常より30分時間がずれています) ・講師:千歳栄(IAA客員研究員)

美しい森と山々に囲まれた山形県では、植物の魂を供養する草木塔の思想や、 山に宿る死者の霊を供養するハヤマへの信仰が、いまも生きています。この講 座は「山形宗教学」を提唱する現地在住の思想家・千歳栄さんをお招きして、 草木や山をめぐる庶民の霊性を探り、未来に向けた懐の深い自然思想を発信し ます。

*関連リンク 著書『山の形をした魂 山形宗教学ことはじめ』の紹介:http://bit.ly/436oo 千歳さんインタビュー:http://www.yamacomi.com/191.html

なお、上記の2講座は、IAA研究会も兼ねた活動となっています。 本ブログでは、くくのち学舎とIAAのコラボレーションを、引き続きお知らせしていきます。

2009/10/13 15:40 | くくのち | Permalink | Trackback

Sep 17, 2009

今週末の「くくのち学舎」講座案内

今回は、今週末9月19日に開催の2講座をご紹介します。 お申し込みは記事に添付した、「くくのち学舎」WEBからどうぞ。 金曜まで受け付けていますので、どうぞ奮ってご参加ください。 受講料は、それぞれ各2,000円です。

【1】「ホタルの棲める環境を取り戻すには」 http://kukunochi.jp/class/la_pensee_sauvage/hotaru.html ・9月19日(土)13:00-14:30 ・講師:古河義仁(東京ゲンジボタル研究所代表、日本ホタルの会理事)

一昔前では珍しくなかったホタル、最近では激しい環境の変化でめっきりその 姿を見ることができなくなりました。その反面、いろいろな地域で行われる"ホ タル祭"では、幻想的なホタルの舞を目にすることができます。でも、このホタ ルは養殖によって毎年"播かれている"、生態系に根付くことのない、毎年観光 のための人工的なホタルだということを御存じでしょうか。 ホタルは、里山の象徴、人間と自然の関係が良好なときだけ、生きることので きる不思議な虫です。くくのち学舎では、ホタルがなぜ里山の象徴になるのか、 またホタルの棲むことができる環境を復活させるには何をすればよいか、東京 ゲンジボタル研究所の古河さんを囲み、参加者みんなで一緒に考えていきます。

*関連リンク 東京ゲンジボタル研究所 http://members.jcom.home.ne.jp/hotaru-net/information.html

講師の古河さんのウェブサイト。古河さん撮影のホタルはとても美しいです。 http://members.jcom.home.ne.jp/hotaru-net/photo/firefly/index.html http://members.jcom.home.ne.jp/hotaru-net/photo/firefly/01/08.html http://members.jcom.home.ne.jp/hotaru-net/photo/firefly/01/18.html

【2】「いのちの種を未来に -くくのち農講座(2)」 http://kukunochi.jp/class/agri/seeds.html ・9月19日(土)15:00−17:00 ・講師:野口 勲

くくのち農講座の第二回は、タネのお話。 次の季節、未来の世代に豊かな実りを贈るため、小さな粒の中に大きな成長を 内包したタネ。タネを考えることで、自然と人間の関係、技術と食の関係の過 去、現状、そして未来が見えてきます。 自然/有機農法を楽しんでいる人ならご存知の方も多いでしょう、野口種苗研究 所の野口さんのお話を伺います!

*関連リンク 野口のタネ/野口種苗研究所 http://noguchiseed.com/body.html

なお、くくのち学舎のホームページには、10月以降の講座情報も 掲載されていますので、どうぞご覧下さい。 http://kukunochi.jp/ これらの講座の一部は、IAA研究会としても開催される予定です。 本ブログでは、くくのち学舎とIAAのコラボレーションを、引き続きお知らせしていきます。

2009/09/17 13:38 | くくのち | Permalink | Trackback