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Sep 13, 2008

小沢昭一氏特別講演

本日多摩美にて、小沢昭一さんの特別講演「芸能とわたし」が 行われました。

少年の頃の寄席通いから役者時代の経験、芸能研究の逸話にいたるまで、 幅広い話題を縦横無尽に、当初予定を大幅に超える約2時間、たっぷりと 語って下さいました。 周防猿回し一座復活のエピソード、瞽女さんと一緒に門付けに廻った 体験談など、迫力がありながらも軽妙洒脱な語り口に、あっという間に 2時間が過ぎました。

後半は、研究所中沢新一所長との対談が行われました。

ちょっと感動的だったのは、多摩美の清掃業務の方々の一団が、 業務終了後、作業着を着替える時間も惜しんで、コスチュームのまま 食い入るように講義+対談の聴衆に加わっていました。 大学の講義ではちょっと珍しい光景で、今回の企画の射程の広がりを 感じました。

2008/09/13 18:55 | イベント報告 | Permalink | Trackback

Jul 19, 2008

藤原大さん講演「超テキスタイル」

今日は、研究所員長谷川祐子先生プロデュースによる多摩美の公開講義として、 ISSEI MIYAKEブランドのクリエイティブディレクター藤原大さんをお迎えして、 「21世紀文化論 超テキスタイル」が開催されました。

藤原大さんは多摩美の0Bということもあり、気さくに語って頂きました。

後半は、藤原さんのご希望で、研究所員鶴岡真弓先生も登壇し、長谷川先生司会のもと、 スリリングな対話となりました。

2008/07/19 16:35 | イベント報告 | Permalink | Trackback

Jul 11, 2008

脳内トポロジーとしての地図学

7月4日(金)、中沢新一所長の京都大学講演がおこなわれました。 「仮想地球研究会」の第4回研究会です。 40 180名の参加者に恵まれ、3時間20分の記念碑的講演となりました。 中沢所長が1970年代におこなった甑島フィールドワークの神話地図論的解釈、 レヴィ=ストロース神話研究を基にした地図学、チュリンガ論、 南方熊楠のマンダラ論など、講演は幅広いトピックに及びました。

2008/07/11 14:50 | イベント報告 | Permalink | Trackback

Jun 30, 2008

安藤礼二先生の神奈川大学講義

昨日の日曜日、横浜市のみなとみらいにある 神奈川大学の生涯学習講座拠点「KUポートスクエア」において、 研究所員安藤礼二先生の連続講演「『遠野物語』から『死者の書』へ」第1回が 行われました。詳しくはこちらをご覧下さい。

講演は、熱心な参加者による親密な雰囲気の中で行われ、内容も充実したものでした。 3回分をまとめて、何らかの形で活字としても広く発信できればと考えています。

2008/06/30 15:38 | イベント報告 | Permalink | Trackback

Jun 21, 2008

イェイツを主題に公開講義が開催されました

今日は、研究所員鶴岡真弓先生プロデュースによる多摩美の公開講義として、 「21世紀文化論 結ぼれの再臨:W.B.イェイツと風の詩学」が開催されました。 こちらは、多摩美の学生が作ったポスターです。

ゲストとして、英文学研究家の石川隆士先生(琉球大学准教授)に遠路はるばる お越し頂きました。 まず前半に石川先生からケルトと沖縄について語って頂き、 後半それに応答する形で鶴岡先生が錬金術や黄金のテーマを展開されました。 最後には司会の安藤礼二先生が、柳田国男がイェイツの「ケルトの薄明」に 重大な影響を受けていた問題を取り上げる場面もあり、豊かな対話の場となりました。 右が鶴岡真弓先生、左奥が石川隆士先生です。

多摩美の学生を中心に約200名が集まり、終了後は遠来のお客様を囲んでの 茶話会となりました。

2008/06/21 16:25 | イベント報告 | Permalink | Trackback

Jun 16, 2008

遠野物語ゼミナール

一昨日の6月15日土曜日には、遠野物語研究所主催、芸術人類学研究所他後援による 「遠野物語ゼミナール2008 遠野物語の世界」が東京の吉祥寺で開かれました。 300名以上の来場があり、盛況のうちに終了しました。 研究所からは所員の安藤礼二先生が午後のシンポジウムに登壇し、 折口信夫研究の視点から、遠野物語の可能性についてお話されました。 当日のプログラムは以下でご覧頂けます。 http://www.tmkenkyu.com/?p=448 イベントの内容詳細は、主催の遠野物語研究所から記録集として後日発刊される予定です。 昨日の日曜には、早速「テープおこしの作業を始めました」とのメールが 遠野から芸術人類学研究所に届きました。

また、会場では、新刊予告として、 『遠野物語ゼミナール2007記録集』のちらしが配られていました。 こちらには、研究所所長中沢新一先生の以下の二つの記事が予告されています。

 ○記念講演 『遠野物語』の背後にあるもの 中沢所長講演録  ○対談 『遠野物語』の未来のために        遠野物語研究所研究主幹 石井正己×遠野物語研究所所長 高柳俊郎×中沢所長

詳細お問合せは、以下までどうぞご連絡下さい。 遠野物語研究所

2008/06/16 16:05 | イベント報告 | Permalink | Trackback