Tags : イベント報告
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Jul 19, 2008
Jul 11, 2008
Jun 30, 2008
Jun 21, 2008
イェイツを主題に公開講義が開催されました
今日は、研究所員鶴岡真弓先生プロデュースによる多摩美の公開講義として、 「21世紀文化論 結ぼれの再臨:W.B.イェイツと風の詩学」が開催されました。 こちらは、多摩美の学生が作ったポスターです。
ゲストとして、英文学研究家の石川隆士先生(琉球大学准教授)に遠路はるばる お越し頂きました。 まず前半に石川先生からケルトと沖縄について語って頂き、 後半それに応答する形で鶴岡先生が錬金術や黄金のテーマを展開されました。 最後には司会の安藤礼二先生が、柳田国男がイェイツの「ケルトの薄明」に 重大な影響を受けていた問題を取り上げる場面もあり、豊かな対話の場となりました。 右が鶴岡真弓先生、左奥が石川隆士先生です。
多摩美の学生を中心に約200名が集まり、終了後は遠来のお客様を囲んでの 茶話会となりました。
Jun 16, 2008
遠野物語ゼミナール
一昨日の6月15日土曜日には、遠野物語研究所主催、芸術人類学研究所他後援による 「遠野物語ゼミナール2008 遠野物語の世界」が東京の吉祥寺で開かれました。 300名以上の来場があり、盛況のうちに終了しました。 研究所からは所員の安藤礼二先生が午後のシンポジウムに登壇し、 折口信夫研究の視点から、遠野物語の可能性についてお話されました。 当日のプログラムは以下でご覧頂けます。 http://www.tmkenkyu.com/?p=448 イベントの内容詳細は、主催の遠野物語研究所から記録集として後日発刊される予定です。 昨日の日曜には、早速「テープおこしの作業を始めました」とのメールが 遠野から芸術人類学研究所に届きました。
また、会場では、新刊予告として、 『遠野物語ゼミナール2007記録集』のちらしが配られていました。 こちらには、研究所所長中沢新一先生の以下の二つの記事が予告されています。
○記念講演 『遠野物語』の背後にあるもの 中沢所長講演録 ○対談 『遠野物語』の未来のために 遠野物語研究所研究主幹 石井正己×遠野物語研究所所長 高柳俊郎×中沢所長
詳細お問合せは、以下までどうぞご連絡下さい。 遠野物語研究所
本日多摩美にて、小沢昭一さんの特別講演「芸能とわたし」が 行われました。
少年の頃の寄席通いから役者時代の経験、芸能研究の逸話にいたるまで、 幅広い話題を縦横無尽に、当初予定を大幅に超える約2時間、たっぷりと 語って下さいました。 周防猿回し一座復活のエピソード、瞽女さんと一緒に門付けに廻った 体験談など、迫力がありながらも軽妙洒脱な語り口に、あっという間に 2時間が過ぎました。
後半は、研究所中沢新一所長との対談が行われました。
ちょっと感動的だったのは、多摩美の清掃業務の方々の一団が、 業務終了後、作業着を着替える時間も惜しんで、コスチュームのまま 食い入るように講義+対談の聴衆に加わっていました。 大学の講義ではちょっと珍しい光景で、今回の企画の射程の広がりを 感じました。