[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

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Apr 19, 2012

港千尋個展『心の間』観照空蓮房

港所員の個展が開催されます。

物と心、あいだに潜む「間」(ま)を写真と言葉で今日に問う展示を ここ空蓮房の間(ま)で観照します。

■港千尋 「心の間」ーMind the Maー/photographs and words 会期 2012年4月25日(水)-6月29日(金) *5/3,4は休廊 会場 空蓮房 http://www.kurenboh.com/ (〒111-0051東京都台東区蔵前4-17-14 長応院内) 開館時間 10:00-16:00 休館日 月・火・土・日・祝  観覧料 (賽銭) ・拝観はメールでのアポイント制です。

「心の間」―Mind the Ma―

ロンドンの地下鉄ホームで一日中繰り返されるアナウンス。

Mind the gap

(ホームと線路の)間にお気をつけくださいという意味の言葉が無意識に浸みこんだのだろうか、あると きからmind,the gapという風に聞こえるようになった。意識は神経細胞にある間隙=シナプスから生じ る。心は間から、ヴォイドから生じるのだろうか。 もし写真が時間という流れに生じる僅かな間であるなら、その間をとおして世界を生成しようとするのが 写真の心ということになるだろう。イメージと心は、ともに生成する。生成するエネルギーは、おそらく ヴォイドのなかにあるだろう。写真をつかって、このヴォイドへの小さな旅にでてみたい。 (港千尋)

実体と認識の間に潜む人間のあまり汁に仏がいるのかもしれない。それが、我々の生きる根拠につながる のかも知れない、と。(空蓮房)

*会場地図はこちら *拝観をご希望の方は、お名前、希望日、人数を添えて、kurenboh@nifty.comまでお申し込みください。

2012/04/19 16:53 | information港千尋 | Permalink | Trackback

Jan 05, 2012

木之下晃×港千尋「フランスの劇場、写真で巡る美術散歩」@ミュゼ・ド・フランス

港千尋所員の出演する展覧会トークのご案内です。

■MMF講座「フランスの劇場、写真で巡る美術散歩」 http://www.museesdefrance.org/event/event.html フランスで長年にわたり劇場や音楽家たちを撮り続けている木之下氏と、 フランスにも住まいをもち個展を開くなどの活動を行っている港氏。 それぞれカメラのレンズを通して見たフランスの劇場やその文化や歴史などについて 対談形式で語っていただきます。(HPより)

日時 : 2012年1月23日(月)18:00〜19:30(開場17:30) 会場 : 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 交通 : 東京メトロ銀座駅A2出口 徒歩5分→地図はこちら 定員 : 50名/先着順、定員になり次第終了 講師 : 木之下晃×港千尋 参加費 : 1,000円 当日受付にてお支払い 申込み方法 : お電話 03-3574-2380、またはMMF(ミュゼ・ド・フランス)にてお申込み下さい。

※このイベントは、同日よりMMFギャラリーにて開催の展覧会、 「写真で巡るフランスの劇場 〜木之下晃の作品の世界〜」展に関連しておこなわれます。

■主催 ミュゼ・ド・フランス http://www.museesdefrance.org/top.html

2012/01/05 14:10 | 港千尋 | Permalink | Trackback

Jun 30, 2011

港千尋 講義録収録『メキシコの美の巨星たち』/東京堂出版

港千尋の講義録が収録されています。

『メキシコの美の巨星たち その多彩でユニークな世界』 野谷文昭 編著/2011年4月1日発行 東京堂出版 本体価格1,900円

美術、建築、写真、映画からメキシコ文化を読み解く。革命のエネルギーを放つリベラの壁画、ピンクを大胆に使ったバラガンの建築、アルバレス・ブラーボのボンデージ写真、フリーダ・カーロの痛々しい自画像など…。20世紀メキシコはナショナリズムが高まる一方で、その強力な磁場がヨーロッパの亡命シュルレアリストたちをも引き寄せ、ユニークで多彩な芸術を生み出した。そのダイナミックで繊細な魅力に迫る一冊。 (Amazonより)

第1章 メキシコ文化という謎(野谷文昭) 第2章 ルイス・バラガンの建築(齋藤裕) 第3章 アルバレス・ブラーボと写真(港千尋) 第4章 愛は抱擁する―フリーダ・カーロの芸術と生涯(堀尾真紀子) 第5章 メキシコの男優たち(金谷重朗) 第6章 メキシコのミューズ(女優)たち(マウロ・ネーヴェス) 第7章 ブニュエルのメキシコ、メキシコのブニュエル(野谷文昭) 第8章 ディエゴ・リベラの人生遍歴と美術モダニズムへの挑戦(加藤薫) 第9章 亡命シュルレアリストの魔術的創造―レオノーラ・キャリントンとレメディオス・バロ(野中雅代)

この本は、国際交流基金が2008年に開講した「異文化理解講座」でメキシコの建築、 映画、写真、アートの分野において、その道の研究者たちが行った講義をまとめたものです。

2011/06/30 11:16 | 港千尋 | Permalink | Trackback

Jun 29, 2011

港千尋講義「つくること・残すこと」@ARTS FIELD TOKYO

3331 Arts Chiyodaにて活動を展開するARTS FIELD TOKYOの講座に、 港千尋が参加いたします。

■シリーズ講義「つくること・残すこと」2 講師 港千尋(写真家・著述家)

日時 2011年07月14日(木) 19:00-21:00 受講料 2000円 会場 ARTS FIELD TOKYO    (3331 Arts Chiyoda内 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)

交通/地図はこちら

作品をみること、それが記憶になってゆくこと。 そして記憶の中にある創造性とは? 洞窟壁画、象形文字、文字、言葉、絵画、石碑、写真、映像。。 私達は、文明が芽生えはじめたときから、「つくること」と「残すこと」を繰り返してきました。 「残す」という行為のなかにある創造性に、なにが見えるのでしょうか?

■お問合わせ 3331 Arts Chiyoda[ARTS FIELD TOKYO] TEL 03-6803-2441(10:00〜18:00/担当:佐々木・藤澤) FAX 03-6803-2442 E-MAIL info@artsfield.jp (お名前を明記の上、お問合わせ内容を送信してください)

2011/06/29 14:05 | 港千尋 | Permalink | Trackback

Dec 14, 2010

港千尋×桂英史トークセッション@「栞プロジェクト」

せんだいメディアテークで開催中の「栞プロジェクト」のイベント情報です。

■港千尋と桂英史のトークセッション「栞プロジェクト」 講師 港千尋、桂英史/東京藝術大学大学院映像研究科教授 特別ゲスト 上野俊哉/和光大学表現学部教授 日時 2010年12月19日(日) 17:30〜18:30 ※6階会場での受付は13:30から 会場 せんだいメディアテーク 6階ギャラリー 定員 30名(先着順) 参加料 一般100円/高校生以下無料

→スケジュール詳細はこちらをご覧ください。

■「栞プロジェクト」HP http://www.shioriproject.net/index.html

■お問い合わせ せんだいメディアテーク企画・活動支援室 電話 022-713-4483/FAX 022-713-4482 E-mail office@smt.city.sendai.jp

2010/12/14 14:42 | 港千尋 | Permalink | Trackback

Nov 17, 2010

港千尋「栞プロジェクト」@仙台メディアテーク

港所員発案・監修プロジェクトのお知らせです。

せんだいメディアテーク開館10周年事業「栞プロジェクト」「栞プロジェクト」とは

 紙のあいだを記憶して、本の世界を歩いてゆく。  あなたが手にした栞はいま、どこにいるのでしょう?  聞かせてください。  栞が見たこと、聞いたこと、考えたこと……  せんだいメディアテーク開館10周年事業のひとつとして行われるこのプロジェクトは、書物と 読者の間を取り持つ記憶のメディアであり、書物の中に差し入れられるイメージでもあるモノ「栞」を 図書館などの本のなかに渡り歩かせるプロジェクトです。電子書籍などが普及していく中で、書物の 身体性や書物の展示空間について考えます。

図書館の本の中から街のお店の中から、栞を見つけ出してください。1枚の写真から作られた、 パズルの1ピースのような栞。  栞のホームページアドレス(http://www.shioriproject.net/)にアクセスして、あなたの想いを 書き込んでみませんか?そして、図書館の好きな本に挟んだり、お友達にプレゼントしたり、自分で 楽しんでみたり、栞を新たな旅へと送り出してください。 (展覧会HPより)

◆会期 2010(平成22)年10月14日(木)〜12月26日(日) ◆会場 せんだいメディアテーク 3階市民図書館、7階ほか ◆時間 市民図書館開館時間内 ◆観覧料 無料

協力:竹尾 http://www.takeo.co.jp/       ハリウコミュニケーションズ株式会社    

2010/11/17 11:41 | 港千尋 | Permalink | Trackback

Nov 15, 2010

港千尋原案・企画・監修展覧会「愛の小さな徴〜Signes d'Amour〜」@札幌

港千尋所員原案・企画・監修による展覧会が札幌にて開催中です。

■「愛の小さな徴(しるし)〜Signes d'Amour〜」 本展は、駅が出会いと別れの場所であり、記憶の生み出される場所であることにちなみ、 映画・写真・アート・文学といった様々な表現手段を通じて、皆様を『記憶の旅』へと誘う。 今回出展する、エマニュエル・リヴァ氏の写真は北海道で初の展示、盲目の写真家ユジェン・バフチャル氏の写真の本格的な紹介は本邦初となる。詳細は、JRタワーHPの案内欄で。 (展覧会HPより抜粋)

【展示内容】    エマニュエル・リヴァ(写真)、港千尋(写真・映像)、   岡部昌生(フロッタージュ)、宮岡秀行(映像)、   ユジェン・バフチャル(写真)、マルグリット・デュラス(本・写真)、   ジャン・コクトー(映画) ・会 期 :2010年11月7日(日)〜12月7日(火) 会期中無休 ・時 間 :10:00〜20:00(入場は19:30まで) ・会 場 :札幌・JRタワープラニスホール       (中央区北5西2 札幌エスタ11F 地図) ・入場料 :大人300円(学生等は無料) ・お問合せ:札幌駅総合開発株式会社JRタワー文化事業室 TEL 011-209-5075       プラニスホール TEL 011-213-2776 ※ 関連イベント(「記憶の旅」映画上映、トークセッション)

【開催主旨】 「記憶、過去へ触れるイメージの旅」 港千尋  過去は、どこにあるのでしょう。メディアに囲まれている現代人は、過去が記録メディアになって、 脳の収納箱に整理されているように思いがちですが、どうもそうではないようです。忘れていた遠い 出来事が、些細なきっかけでありありと思い出されることは誰にもあります。他人には見えないほど 小さな何かが、その人にとっては、かけがえのない過去の徴になるからです。こうした些細な徴は、 わたしたちの「想起の力」を常にどこかで待っているのかもしれません。  また過去はときに強い感情や感覚と結びついて、目の前に現れます。失われた愛の対象が、音や香りや 味とともに生き生きとよみがえる、その不思議な現象は、多くの芸術家を魅了し、悩ませ、多くの作品を 生み出してきました。記憶とは、想像力によってわたしたちを過去へと旅立たせる、一種の時間旅行だと 言えるでしょう。  この展覧会は過去がどのようなイメージをもって、わたしたちに現前するのかを、いくつかの作品を通 して探るこころみです。映画、写真、アート、文学とジャンルを横断していますが、どの作家にとっても イメージをつくることは、失われた時へと手を伸ばし、いまひとたびの出会いを探る旅にほかなりま せん。出会いと別れがさまざまな記憶を生み出してゆく「駅」という場所から、イメージの旅が始まり ます。

【関連企画】

●「記憶の旅」映画上映 ・日 時 :2010年12月3日(金) 18:30〜       2010年12月4日(土) 13:00〜       2010年12月5日(日) 13:00〜  ・会 場 :札幌シネマフロンティア (JRタワーステラプレイス7F) 試写室 ・参加方法:要事前申込 ・上映作品 :アラン・レネ「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」(1959年)        クリス・マルケル「ラ・ジュテ」(1962年) ・定 員 :各日40名様を無料招待 ・応募受付:2010年11月20日(日) 24時まで ※ 同社HPの上映案内欄より申込を。応募多数の場合は抽選。

●トークセッション   アート・映画・文学「愛の小さな徴」をめぐって  港千尋(写真家・批評家)×岡部昌生(現代美術家)×伊藤隆介(映像作家) ・日 時 :2010年12月5日(日) 16:00〜17:30 ・会 場 :プラニスホール内 ・入場方法:展覧会の入場料のみで参加OK。(申込不要)

・主 催 :札幌駅総合開発株式会社 ・後 援 :北海道教育委員会、札幌市教育委員会、北海道新聞社 ・協 賛 :JR北海道 ・協 力 :三省堂書店札幌店、札幌シネマフロンティア

2010/11/15 13:03 | 港千尋 | Permalink | Trackback