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キーワード : 畑中

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Oct 15, 2012

『Art Anthropology』07号完成

IAA友の会 会報誌『Art Anthropology』07号が完成しました!


主な目次
『冬至祭 むすぶ・めぐる・つなぐ』報告
 心に灯す 再生の光[鶴岡真弓]
「冬至」をめぐり、彩るものたち
 自然と人をむすぶ暦[鶴岡真弓]
『タクスゥ 魂の踊り子』上映トークイベント[仁田美帆・伊藤俊治・港千尋]
「内郷村」再訪[畑中章宏]
 クートラスというプリズム[保坂健二朗・石倉敏明・井藤昌志]

この冊子は、友の会会員の方にお送りしております。

2012/10/15 14:40 | Art Anthropology,information | Permalink | Trackback

Jul 27, 2012

ミニシンポジウム「妖精と妖怪」 鶴岡真弓×畑中章宏

鶴岡真弓所長と畑中章宏特別研究員の出演によるミニシンポジウム「妖精と妖怪」が開催されます。

畑中章宏特別研究員の新著『妖精と妖怪』の関連企画として、ミニシンポジウムが開催されます。

タイトル 「妖精と妖怪」  『遠野物語』の民俗学者・柳田国男が没して50年になるこの機会に  人間の心性の奥底から生まれた古今東西の妖精と妖怪に心を傾けてみる。 出演 鶴岡真弓(IAA所長) 畑中章宏(IAA特別研究員) 日時 7月29日(日曜)15時開場、15時30分開演 参加費 1000円+ワンオーダー(300円〜) 会場 そら庵 東京都江東区常磐1-1-1 電話050-3414-7591  アクセスはこちらをご覧下さい。 書籍『災害と妖怪』については以下をご覧下さい。 http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=561

2012/07/27 16:52 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jul 27, 2012

畑中章宏 『災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異』

畑中章宏特別研究員の新著が発刊されました。

書名 『災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異』 著者 畑中章宏 出版社 亜紀書房 価格 2000円+税

以下は帯文です; 地震、飢饉、干ばつ、 洪水などの災害の記憶は、 河童、座敷童、天狗、 海坊主、大鯰、ダイダラ坊‥‥‥ おどろおどろしい 妖怪に仮託され、 人々の間に受け継がれてきた。 自然への畏怖、 大切な人を失った悲しみ、 自分だけ生き残ってしまった うしろめたさ‥‥‥が 妖怪たちを生んでいるのか。

2012/07/27 16:39 | お知らせ | Permalink | Trackback

Mar 15, 2012

今和次郎を読む トーク&ミニシンポジウム

畑中章宏IAA特別研究員の企画によるトーク&ミニシンポジウム「今和次郎を読む」が開催されます。

今和次郎を読む  民家研究・考現学・建築設計・生活学・・・多彩な側面をもつ今和次郎の魅力を再発見する会

日時:3月18日(日曜)午後2時45分開場 午後3時開演 場所:そら庵 東京都江東区常盤1丁目1−1 050-3414-7591  地図とアクセス情報はこちらです。 参加費:500円+ワンオーダー(300円〜)

第1部:基調トーク 「今和次郎は妖怪を見たか!?」畑中章宏(IAA特別研究員) 第2部:ミニシンポジウム 民俗学・建築史の研究者を交えての質疑応答と討論

今和次郎(こん・わじろう 1888-1973) 弘前市生まれ。柳田国男の薦めにより各地の民家を調査。 関東大震災後はバラック建築の調査や銀座・深川・中央線沿線で「考現学」採集をおこなった。

2012/03/15 20:49 | お知らせ | Permalink | Trackback

Dec 27, 2010

畑中章宏『神社に泊まる』

畑中章宏特別研究員の著書『神社に泊まる』が出版されました。

亜紀書房刊 定価 1600円+税です。

以下、出版社による内容案内です。

パワースポットとして、最近人気の神社めぐり。あまり知られていないが、実は宿泊できる神社も多い。聖なる空間で過ごす一日は心地よい。神社で出される食事から温泉、早朝のご祈祷など、癒されて運気がアップする神社の旅を紹介する。

◇全国16ヶ所のあまり知られていない「泊まれる」神社の宿坊を完全紹介。 ◇境内図、お参りの仕方など「神社入門」つき。 ◇神像や仏像の専門家である著者が神社の縁起や神様の由来、歴史についてやさしく解説。 ◇女性読者だけでなく、神社や山登りが好きな人にもおすすめ。

詳細はこちらをご覧下さい。

2010/12/27 17:10 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Jun 25, 2010

5月15日講座「日本の神像」に参加した方へのお知らせ

先月5月15日に多摩美術大学八王子キャンパスで開催した公開講座「日本の神像」には、 多数の方にお越しいただき、ありがとうございました。

公開講座「日本の神像」ご案内の記事

さて、その講座での席上、同じテーマの続きの企画の予告を次のように申し上げました。 「本日5月15日に出演した鶴岡真弓所員、畑中章宏特別研究員に、さらにゲストを追加した陣容にて、  続きの話となるイベントを、6月27日(日曜)に東京都心の四谷で開催します。  詳細は追って告知します。」

しかしながら、出演メンバーのスケジュール変更などの事情が生じて、6月27日の企画は、 正式発表を行う前に、延期とさせて頂きました。 直前のご報告となり恐縮ですが、5月15日に予告をお聞きした方に、以上ご連絡させて頂きます。

2010/06/25 14:24 | お知らせ | Permalink | Trackback

May 06, 2010

公開講座「日本の神像」 講師:畑中章宏特別研究員、鶴岡真弓所員

畑中章宏特別研究員を講師に迎え、以下の通り公開講座を開催します。 また、後半には鶴岡真弓所員が登壇し、畑中特別研究員との対談を行う予定です。

公開講座21世紀文化論 2010年度第2回 「日本の神像 〜その顕れと装飾のざわめき〜」 日時:2010年5月15日(土曜)13:00開場 13:30開演 16:00終了予定 場所:多摩美術大学八王子キャンパスレクチャーホールBホール 入場料:無料 定員:当日先着100名(満席の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。) お問合せ先:多摩美術大学芸術学科研究室 042-679-5627

宝誌和尚立像

二上射水神社男神像

 日本列島上で古くから信仰されてきた「八百万の神」は、“姿形がない”ものだと多くの人は思っているかもしれない。ところがこういった従来の見方を覆す「神像彫刻」が最近は注目を集め、その独自の形態から日本人の原初的な信仰を明らかしようとする試みが始まっている。  神像は8世紀から9世紀に、仏教の影響により、仏像を模倣する形で造形化された。その一方で、神像には仏像には見られない大きな特徴がある。経典や儀軌でその像容が定められた仏像と異なり、もともと“姿形がなかった”日本の神は、自由に表わすことが可能だったのだ。  地方の神社に秘してまつられる男神像や女神像、神と仏を結びつけた聖僧たちの肖像、日本のカミの霊性を宿した十一面観音像……。神像彫刻を見ていくと、全身に鑿跡を残したままであったり、体を奇妙に捩じらせていたり、ざわめきゆらめきながら、この世界に出現するさまを表わしているものが少なくないのだ。  フランスの哲学者ロラン・バルトは『表徴の帝国』(1970年)において、僧侶の顔が裂け、中から十一面観音が顔を現わす異形の彫刻「宝誌和尚立像」(京都・西往寺)を紹介し、次のように記した。 「表徴とは裂け目である。そのあいだから覗いているのは、ほかならぬもう一つの表徴の顔である。」(宗左近訳)  寺伝により、観音の化身である中国南朝時代の僧・宝誌の肖像とされてきたこの鉈彫り像が、本地垂迹(日本の神々は仏教の仏が仮の姿で現われたものとする説)を表わした神像である、という仮説にも触れてみたいと思う。  カミとホトケの裂け目から垣間見える、知られざる“日本の野生”への招待――。

講師プロフィール; 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。日本大学芸術学部写真学科講師。編集者として『別冊太陽 神像の美――すがたなきものの、かたち。』『日本の秘仏』(ともに平凡社)などを企画編集、小学館「サライ」2006年2月16日号特集「知られざる世界 神像の見方」を企画編集執筆。2009年12月に理論社〈よりみちパン!セ〉シリーズで著書『日本の神様』を刊行。

2010/05/06 20:06 | 21世紀文化論 | Permalink | Trackback