6月21日(月)2年生 第二課題「Objective View」講評会が行われました。
第二課題では客観的な視点について、考えを深めていきます。
身の回りのプロダクトを観察し、問題点を発見し、その問題点を解決することがこの課題の目的です。
学生は身の回りにある任意のプロダクトを選択し、選択したプロダクトの問題点について解決方法を考えます。
講評会では具体的なモックアップを作成し、どのように問題点を解決したのかをプレゼンテーションしていきます。
彼女の場合は電車のつり革に着目しました。
利用する人の背丈や状況に合わせて持ち手部分の高さを調整できるつり革を考えました。
先生方も実際にモックアップに触れ、強度や使い勝手など、問題点の解決について一緒に考察していきます。
こちらはじょうろです。
用途にあわせて様々な持ち方ができるようになっています。
こちらはシリコン製の箸箱。
くるっとお箸をくるむことができ、且つ、洗いやすい形について研究しました。
この課題を通して、人が何を問題点と感じるのか、2年生は70人の様々な視点を見ることができたのではないでしょうか。
2年生のみなさん、お疲れ様でした。
omama
2010.06.23
2年生 第二課題「Objective View」講評会
2010.06.22
1年生 第二課題「流線形 2010」講評会
あ、あれは!? 未確認飛行物体??
いいえ。1年生の第二課題の講評会です。
本日、1年生の第二課題「流線形 2010」の講評会が行なわれました。
担当教授は田中先生で、イメージ造形のトレーニングが主な課題の主旨となります。
ケミカルウッドと呼ばれるモデリング用の素材を削り出し、イメージしたフォルムを制作します。
今回の制作では、多摩美にある工作センターという施設の講習を受け、始めて利用しました。
また、ピロティーでの制作も様になってきました。
こうして作られたモデルとイメージボードを展示して、講評会を行いました。
田中先生の入念なチェック。緊張感が伝わります。
イメージボードはベーシックコンピュータとの連携で
撮った作品に色を付け、思い描く造形イメージをグラフィックで表現します。
塗装は、後期に行なわれるサポート授業の「カラーリング」との連携で専門的に教わり
その際に塗装しますので、乞うご期待。
1年生の授業は、メイン課題とサポート課題がうまく連携し合い成り立っています。
全員の発表が終わった後、学生により投票が行なわれました。
良いと思った作品に一人一票ポストイットで投じていきます。
一部ではありますが、ご覧ください。
最後に総評が行なわれました。
今回の課題により「自然な曲線」や「人工的な曲線」をうまく取り入れ
造形表現することで、将来の製品デザインに活かすための
造形トレーニングが体験できたのではないでしょうか。
今回、良かった作品は参考作品として7月17,18日に行なわれるオープンキャンパスにて
展示される予定となっておりますので、是非お越し下さい。
1年生はお疲れさまでした。
marui
2010.06.21
関根秀樹氏 特別講義「手からの発想 -身体・素材・道具-」
6月15日に、スタジオ3主催の特別講義
関根秀樹氏 特別講義「手からの発想 -身体・素材・道具-」
が行なわれました。
関根秀樹(せきね ひでき)先生のプロフィール
原始技術史研究所主任研究員、雑誌のフリーディレクターを経て、和光大学や桑 沢デザイン研究所の非常勤講師。同時に、環境汚染のない染色技術の特許を持ち、 古代楽器・民族楽器のコンサートや各地の美術館や博物館での多彩なワークショッ プを展開している。『民族楽器をつくる』(93 年、創和出版)、『縄文生活図鑑』 (98 年、創和出版)、『焚き火大全』(編著、03年)ほか40冊以上の著書がある。
講義のタイトルにもあるように「手から発想」することをテーマに、
数多くの面白い道具をご持参頂きました。
道具を説明する関根先生。
これは音の鳴る道具。ぐるぐる回すと虫のような音が出ます。
「音」をキーワードに、音を楽しむ為の道具をご紹介くださりました。
関根先生の自作した「ぴよぴよヌンチャク」。
写真では捉えられない程の早さです。
休み時間になると学生がこぞって道具を触りにきます。
それぞれ道具の使い方が難しいのですが、関根先生が丁寧に説明してくださっています。
外に飛び出して、広いスペースで遊ぶ学生も。
みんな楽しそうです。
安次富先生が火起こしにチャレンジ。
実は関根先生は火起こしの世界チャンプでもあるので、
ほんの一瞬で火を起こします。
いつもの特別講義とはひと味違いますが、学生の楽しそうな表情が純粋に道具の面白さを表現しています。
関根先生、楽しい講義を有り難うございました!
2010.06.16
新歓返し2010
先月、新入生歓迎会が行なわれましたが
その歓迎会のお返しとして、1年生による「新歓返し」が行なわれました。
航空チケットのような未来的な招待状が全学年と教職員に配られました。
入口でチケットと引き換えに「光るバンド」が手渡され、その色ごとに集まって座ります。
どうやら、ゲームのチーム分けのようです。
学生が作ったオープニングムービーが上映され「新歓返し」の幕開けです。
下の再生ボタンをクリックすると動画を見る事ができます。
DUCT WARS
司会の2人が登場!なかなかポップな宇宙人です。
最初のゲームは「絵スチャー」。ジェスチャーのように絵で人に伝えるゲームです。
しかし描く人には条件が与えられます。(写真の場合「5秒で描く」)
このチームでは「UFO」という答えや、中には「イサムノグチ」という謎の回答も…。
この方は、まさか!? 学科長!?
謎の出題者が現れました。 (チョキの指でペンを持って描くという条件です)
出題者は「どう見ても時計」とのことでしたが、残念ながら伝達することはできませんでした。
1年生がクラス一団となって企画した「新歓返し」は無事終了しました。
学年という枠を越え、先輩と後輩が交じり合い盛り上がれるのもプロダクトならではの風景です。
一年生は、こういった企画を乗り越えることで
クラスの団結を増し、先輩方との交流も深めるいい機会になります。
一年生はお疲れ様でした。
marui
2010.06.16
Road to Open Campus【オープンキャンパスへの道】vol.3 ★KICK OFF!!★
6/15(火)3年生によるOpen Campus2010のキックオフが行われました。
今年のテーマは「2D to3D」です。
このテーマには二次元のもの(スケッチや図面など)から三次元のもの(立体物)を生み出すことができるという意味が込められています。
「2D to3D」の象徴である紙ヒコーキをアイコンに、今年のオープンキャンパスの計画を説明していきます。
プレゼンテーションルームには1年生から4年生が集合。3年生の説明を真剣な表情で聞いています。
ワークショップや展示について、図面やビジュアルを交えてより具体的な説明に移ります。
KickOffのプレゼンで使われたムービーはコチラをクリック (学生がこの日のために作ったムービーです)
先生方からもオープンキャンパスへの熱いメッセージが!
この後、各学年コアメンバーを選出し、本格的にオープンキャンパスが始動していきます。
代表の三宅くんをはじめ、3年生のみなさん、KICK OFF お疲れ様でした。
これから課題と並行しつつオーキャンの準備…とダクトは忙しくなりそうです。
ダクトの夏がやってきます!!
今年も研究室と学生とが一丸となってダクトの夏を盛り上げていきたいと思いますので、お楽しみに★
omama