No 18 みやけ かずしげさん(miyake design)

miyake design
プロフィール
1973年兵庫県生まれ。

1997年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業後に渡英。現地のデザイン事務所に勤務し1999年に帰国。その後IDEO Japan、Naoto Fukasawa Designを経て、2005年にmiyake designを設立。家電製品や家具をはじめ、生活雑貨や伝統産業品など多岐にわたる製品のデザインを行う。 2010年より多摩美術大学非常勤講師。 2015年よりGood Design賞 審査委員。 IFデザイン賞、レッドドットデザイン賞、グッドデザイン賞など、多数の 受賞歴があり、2012年、2014年にはグッドデザイン賞ベスト100選出、2013年にはIFデザイン賞の金賞を受賞。

スタッフ
miyake design
石上 大輔 デザイナー
1981年新潟県生まれ。
2005年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。
ツインバード工業株式会社を経て、2013年 miyake design に参加。

miyake design
加藤 広太 デザイナー
1980年神奈川県生まれ。
2005年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。
株式会社ハギワラシスコムを経て、2007年 miyake design に参加。

インタビュー
聞き手:安次富 隆 

みやけくんの思い出は、何と言っても卒業制作の「成長自転車」です。身体の成長に合わせてカタチが変化する自転車のアイデアも画期的ですが、そこには長い年月使用するに耐えられるパーツ類の開発を促していることに大きな意味があったと思います。朝から晩まで教室の奥で黙々と作業をしていたみやけくんの姿がとっても印象的でした。穏やかだけどデザインへの情熱は人一倍熱く、それは今でも変わらないように思います。 今はさらに二人の教え子たち、石上くんと加藤くんがmiyake designに加わり、二人の力も借りることによって、みやけくんのデザイン力はさらにパワーアップしているに違いありません。


Q1:みやけくんがデザインで大切にしていることは何ですか?

デザインは多種多様なので「これ」という事は特にないですが、比較的多く考えることとしてはものごとをできるだけ既成概念で見ないという事でしょうか。そのものの「そもそも」を考えているという事かもしれません。

Q2:今回の展示の見所を教えてください。

私たちは普段デザインをする際に自分たちのスタイルを決めないようにしています。 私たちはデザイナーであってアーティストではないので、「作品」ではなく「製品」づくりの一部を生業にしています。 ものを製品としてよりよくするためには、自分たちのスタイルはむしろ邪魔になる気がしています。 私どものスタイルを作らないスタイルを見ていただければと思います。

miyake design
±0-扇風機

miyake design
Daydo

miyake design
Final-HP
miyake design
EIKI

miyake design
FUTAQ

miyake design
MUJI-battery

miyake design
MUJI-CS

miyake design
MUJI-ドライヤー

miyake design
MUJI-空気清浄機

miyake design
YAMAHA-EP1

miyake design
YAMAHA-EP2

miyake design
YAMAHA-HP


Q3:多摩美のプロダクトで学んで良かったと思うことは何ですか?

当時はひとつのデザインに対して時間をかけて進めることができたので、試行錯誤と数多くの失敗ができました。 粘り強く考えるということを習慣付けられたことは良かったと思います。

Q4:最後に在校生へのメッセージをお願いします。

状の周りだけを見て自分の限界を決めないでほしいです。 世界は広いです。 是非、様々な面で広い視野を持ってほしいです。

「スタイルを作らないスタイル」「自分の限界を決めない」というお話から、三宅くんの柔軟で許容量の大きいデザイン姿勢や生き方を感じました。 みやけくんのデザインに、人の気持ちを受け入れる温かな印象を受ける理由もわかったように思います。ありがとうございました。

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