2013年度「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」決定!

2013年度「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」決定!

【「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」とは】
芸術学科の学生にとって、もっとも大きな課題は卒業論文です。
毎年、多彩なテーマのもと、優れた論文がたくさん書かれていますが、
その中でも特に優秀なものに対して贈られるのが、「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」です。

芸術学科創設時の教授で、高名な美術評論家でもあった故・東野芳明先生のご功績に因んだもの。
大学院生、学部生それぞれに対して授与され、また、本賞のほか、それに準ずる奨励賞も準備されています。

2013年度の「東野芳明記念・芸術学科優秀修了論文賞」、
及び「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」は下記の通りです。

《修士論文》
・該当者なし
《卒業論文》
・該当者なし

また、次点である「芸術学科優秀修了論文奨励賞」、「芸術学科優秀卒業論文奨励賞」、及び「留学生賞」は、
下記の論文が受賞しました。

《修士論文》
・島田浩太朗  アニッシュ・カプーアのヴォイド:身体と言説のあいだ The Void of Anish Kapoor: Between Body and Discourse
・北澤宏昴   松本俊夫と戦後の前衛芸術運動――前衛記録映画の思想と方法――

《卒業論文》
・荒川瞳    絵画について――映画と比較して(マルレーネ・デュマスを中心にフランシス・ベーコンから現代画家まで)――
・安藤宏平   アマチュア出版と電子出版の親和性の研究――これまでの紙媒体による出版方法との比較――
・木野允寛   自責――レヴィナス、存在の禍悪(mald’etre)を巡って――
・美山泰人   与える構えを持つ作家――シェル・シルヴァスタインについて――

《留学生賞》
・CHOI Jungyi 現代美術における‘Alternative―代案’の意味について

以上7名の受賞は、3月23日(日)に行なわれた学位授与式で発表されました。