大学院芸術学専攻芸術学研究領域オープンキャンパスイベント

「Collection□History——美術館コレクションから見る美術史のかたち」

ゲスト:鎮西芳美(東京都現代美術館学芸員)(予定)× 桝田倫広(東京国立近代美術館研究員)

日時:2015年7月19日(日)14:00−15:30(13:30開場)
会場:多摩美術大学八王子キャンパス 情報デザイン棟・芸術学棟3階 25-312教室
入場無料(満席の場合は入場をお断りさせて頂く場合がございます)
企画:多摩美術大学大学院芸術学専攻 芸術学研究領域

お問い合わせ先:多摩美術大学大学院芸術学専攻 芸術学研究領域
Tel: 042-679-5627(芸術学科研究室直通)/ E-mail: tamabishushi@gmail.com
twitter:@TAU_asm2015
デザイン:長谷川晋平

開催趣旨:
 美術館コレクションがこれからの美術史をつくる−−多摩美術大学オープンキャンパスにおいて、多摩美術大学大学院芸術学専攻 芸術学研究領域主催によるトークイベントを開催します。今年度は「Collection□History——美術館コレクションから見る美術史のかたち」をテーマに、東京都現代美術館学芸員の鎮西芳美氏と、東京国立近代美術館研究員の桝田倫広氏をお招きしお話しして頂きます。
 美術史と言えば、年代順に事象を追うものというイメージがあるかもしれません。しかし、こうした大きな流れだけが美術の歴史なのではなく、例えば美術館自身にも、作品自身にも固有の歴史があるというように、もっと様々なかたちをした美術史が存在しているのではないでしょうか。
 今回のイベントでは、美術館コレクションの観点から美術史を捉え直します。美術館コレクションは、館の歴史を体現するものであり、個性となるものであり、またその場所独自の美術史を発展させていく基盤となるものとも言えるのではないでしょうか。
 コレクションの収集、保存、研究に携わり、展覧会を企画する学芸員の方々から現場の声を聴くことで、コレクション・常設展の現状、生じている課題を踏まえつつ、コレクションと美術史の様々な関係性を探ります。これからの美術史をどのように紡ぎ出していくのか、美術館コレクションの観点から考察することは、芸術を学ぶ私たちにとって有意義なものとなるでしょう。皆様のご来場をお待ちしております。