【開催レポート】研究会「DIC川村記念美術館で開催の『言語と美術──平出隆と美術家たち』展の発展的アーカイヴ化」2019年3月8日

平出隆所員(左)、青木淳氏(中央)、今井智己氏(右)

会場の様子

 

「野外をゆく詩学 」部門(平出隆所員)の研究会「DIC川村記念美術館で開催の『言語と美術──平出隆と美術家たち』展の発展的アーカイヴ化」が3月8日(金)に多摩美術大学メディアセンター・メディアルームにて開催されました。

本研究会は、展示「言語と美術──平出隆と美術家たち」(2018年10月6日〜2019年1月14日、DIC川村記念美術館)をアーカイブ化し、さらに展示における研究テーマを多角的に深化させる試みとして行われました。ゲスト講師には「言語と美術」展で会場設計を担当した青木淳氏(建築家)、撮影を担当した今井智己氏(写真家)をお迎えしました。

研究会前半では、展示会場の記録動画(今井氏撮影)が上映され、今井氏からは撮影や制作過程について発表がありました。また、記録動画や今後のアーカイヴ化について青木氏からコメントと意見がありました。後半では、ウェブ上でのアーカイブ化をテーマに今後の構想が平出所員によって示され、それを受け会場の参加者からもさまざまな発言が出されました。印刷、出版、ウェブ、美術館など、さまざまな専門的見地から展覧会のアーカイヴ化について意見が交わされる発展的な研究会となりました。

 

開催日時:2019年3月8日(金)14:30〜16:30
開催場所:多摩美術大学 メディアセンター1階 メディアルーム
参加人数:27名