5月の上映会『みんなのアムステルダム国立美術館へ』

IAAフィルムセレクション 〜2016年度の初回は、これまでにリクエストがあった映画を上映いたします〜

5月のIAA上映会では下記の作品を上映いたします。

■(旧)日 時 : 2016年5月18日(水)18:10より

→※急遽、諸事情により、上映スケジュールを下記の日程に変更し開催させていただきます。

ご参加を予定してくださっていた方、誠に申し訳ありませんが5月24日(火曜)にお待ちしております。

■(NEW)日 時 : 2016年5月24日(火)18:10より

■上映場所 : 多摩美八王子・メディアセンター4階 芸術人類学研究所(IAA)

■入場無料 : 学生・教職員・一般の方どなたでも ご自由にご覧いただけます!

■上映作品名: 『みんなのアムステルダム国立美術館へ』

本作は、オランダ国家最大の美術館が10年も閉ざされた“事件”の顛末を追いながら、“美”をつくる現場をのぞき込むことのできるドキュメンタリー。10年の間に館長が突然交代、市民のみならず建築家・内装家とも対立し、資金難に悩み、サザビーズでは落札失敗―。そんな中、学芸員は展示を刷新し、オランダが誇る至宝の数々も修復されてゆく。日本では考えられないほど包み隠さず描かれる、美術館商売の舞台裏。みんなの想いをうけて動きはじめる新たな美術館に、きっとあなたも訪れたくなる!

2004年、200年の歴史をもつアムステルダム国立美術館の創立以来の全面改修が始まった。だが美術館を貫く公道の設計に、「自転車が通りにくい!」と自転車王国アムステルダムの市民が猛反発。大騒動がまきおこる。おかげで工事は中断をかさね、再オープンは当初の2008年から果てしなく遅れるはめに。それぞれの意見やこだわりがせめぎ合い、美術館の誰もが疲労困憊。だがその苦労が、やがて “みんなに開かれた美術館”を息づかせ、ついに輝かしいグランドオープンの日が訪れる―。

名画レンブラントの『夜警』『青年期の自画像』、フェルメールの『牛乳を注ぐ女』『手紙を読む青衣の女』など、17世紀オランダ黄金時代の傑作絵画をはじめ、オランダが世界に誇る至宝の数々を所蔵するアムステルダム国立美術館。そのコレクションはパリのルーブル美術館やロンドンの大英博物館にも匹敵。そして個性豊かな美術館の人々。映画館でしか見られない、美術館の素顔。

前編にあたる『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』を、去年、当研究所では上映いたしましたが、今回はその続編を公開します。

この機会にぜひ!!

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監督:ウケ・ホーヘンダイク
CAST:アムステルダム国立美術館の館長、学芸員、建築家、アムステルダム市民、他
公開:2014年オランダ
上映時間:97分