椹木野衣 所員が論考執筆を手掛けた『日本美術全集 20 日本美術の現在・未来』が小学館より出版

椹木所員が論考執筆を手掛けた20巻「日本美術の現在・未来」など、当研究所に『日本美術全集』が1巻から20巻まで揃いました。

《日本美術全集 20巻 概要》

http://www.shogakukan.co.jp/pr/nichibi/detail/detail_20.html#kanto20

 

日本の心が紡いできた比類なき「美」。それは過去から現在、未来へと続く「美」。

 

『日本美術全集 20 日本美術の現在・未来』

〈書籍の内容 /小学館サイトより〉

1996年以降、美術家が表現した今の姿
現在の世を映す鏡としての「現代美術」は、「いま・ここ」への鋭い言及、さらには警鐘とともに、未来への希望の架け橋の役割も果たします。阪神大震災、オウム真理教の事件が顕在化した1995年以降の現代美術をあつかう本巻は、ポストバブルの「負」の世を背負いながら、一方で表現の成熟が希望の様相を呈する時代を対象とします。草間彌生、村上隆、杉本博司、森村泰昌らグローバルに展開するアーティストを追いつつ、混沌とした時代相のなかで、何を表現するかを日々悩みながら、「今」の実相を表現し、果敢に表現し続ける美術家群像を紹介します。美術家は今の世の中をどのように受けとめ、表現し、そして、何を未来に託したのか。絵画、彫刻のみならず、工芸、写真、建築、デザイン……、時代を捕らえるのに多様化する表現形式を踏まえ、今の実相と未来への希望を多くの作品を通じて描き出します。また、東日本大震災に直接関わる美術表現も巻末に特集し、未だ閉じることのない「日本の現代美術」に未来を託します。

 

発売日 : 2016年2月25日
判型/頁: B4判/320頁
本巻論考執筆: 椹木野衣(多摩美術大学教授/芸術人類学研究所・所員)
ISBN: 9784096011201
store:http://www.shogakukan.co.jp/books/volume/29843

 

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