平成23年度講談社出版文化賞【 ブックデザイン賞 】を校友会初代会長、故勝呂 忠氏（’50油画）、ならびに水戸部 功氏（’02情デ）が受賞されました。

1953年創刊の「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」シリーズ（ハヤカワ書房刊）の表紙・装丁の新旧、多摩美卒業生お2人の受賞となりました。昨年3月15日に他界されました勝呂 忠初代会長はこのシリーズの表紙画を60年にわたり、亡くなる直前まで描き続けその数は1736冊分にもなっているそうです。また、このシリーズを引き継いだ水戸部 功氏は斬新な装丁に挑戦する意欲・姿勢を評価されての受賞だということで、今後のご活躍を心より祈念いたします。

おめでとうございました。

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写真は授賞式の様子で、奥様の勝呂伸子さん（’50図案）と、水戸部 功氏です。