月別アーカイブ: 2021年4月

田中一光のポスターコレクション展「田中一光 The POSTER」、学生らによる自主制作ポスター公募展「第2回タマグラポスター展 2021 POSTER NIPPON」、木下勝弘教授退職記念展を開催します。

●田中一光 The POSTER

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世界的なグラフィックデザイナーとして活躍した田中一光の作品による多摩美術大学ポスターコレクション第2回展です。最初期から晩年までの、高い格調や品位のあるという言葉がふさわしい名作をオリジナルで展観します。シルクスクリーン印刷や特色オフセット印刷によって定着された、完成度の高い、グラフィックデザインならではのクオリティと醍醐味を実感できる貴重な機会です。そして展覧会記録集を年内に刊行予定です。

田中一光 (たなか いっこう) 1930-2002

1930113日、 奈良市生まれ。 50年京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学図案科卒業。 鐘淵紡績、産経新聞社、 ライトパブリシティを経て、 60年日本デザインセンター創立に参加。 63年田中一光デザイン室を主宰。 65 「グラフィックデザイン展 ペルソナ〉」 を仲間達と開催。 東京オリンピック、 大阪万博、 沖縄海洋博等のイベントで 活動の領域を拡げる。 75年西武流通グループのクリエイティブ ディレクターに就任。 80 無印良品の企画立案に参画。 ギンザ・グラフィック・ギャラリー、 ギャラリー・間など、 多くの クリエイター発表の場に関わる。 紫綬褒章、 朝日賞、 ADC 最高賞、 亀倉雄策賞等、 国内外での受賞多数。 文化功労者。

会期:2021513日(木)~529日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学

場所:多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク1F

展覧会構成:木下勝弘

多摩美術大学アートアーカイヴセンター(042-679-5727)

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)


第2回タマグラ・ポスター展  「POSTER NIPPON 」2021

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2019年度の「永井一正  POSTER LIFE 」展と同時開催で行った第1回タマグラ・ポスター展「POSTER NIPPON 」に続く、2年ぶりのグラフィックデザイン学科生の第2回展です。JAPAN   日本   NIPPON   のいずれかを表記することだけを条件にした自主制作ポスター公募の発表展であり、[なにを=コンセプト]と[いかに=表現]を重視した、木下勝弘教授と佐賀一郎准教授による審査を経た50作品が「田中一光  The POSTER 」展と同時開催で公開されます。そして101ギャラリーでは、タマグラ・ポスター展[特別企画]として田中一光の産経観世能シリーズと共に、学生達が制作した「能ポスター」および「田中一光作品の模写と別解ポスター」計44点が展示されます。

審査:木下勝弘、佐賀一郎

会場構成:佐賀一郎

会期:2021513日(木)~529日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科研究室

会場:多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク1F、2F

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)


●木下勝弘  多摩美術大学退職記念展「POSTER & BOOK DESIGN 」

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多摩美術大学ポスターコレクション第2回展「田中一光 The POSTER 」を企画構成し、会場デザインも手掛けたグラフィックデザイン学科教授木下勝弘の退職記念展は、田中一光展の会場造作をそのまま引き継いで開催され、内容も田中一光とのエピソードを主題にした「田中一光へのオマージュ」シリーズのB倍判ポスター14作品を中心にして、初期から近作までのポスター160作と書籍30冊で構成。瞬間的なアピールが必要となるポスターデザインと、同じテーマでありながらコミュニケーションに時間を要するブックデザインとの対比も見どころのひとつ。すべての書籍は〈感染症対策をしたうえで〉手に取って鑑賞することができます。装幀および全ページの構成はもちろん、用紙や印刷そして製本にも吟味を尽くしたブックデザインを体感してください。

木下勝弘(きのした  かつひろ):多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授/グラフィックデザイナー

1954年 東京生まれ。1976年 武蔵野美術短期大学専攻科商業デザイン専攻修了、同年田中一光デザイン室入社。1986年  株式会社デザイン倶楽部設立、現在に至る。1998年  四日市大学環境情報学部教授。2007年より現職。東京アートディレクターズクラブ/公益財団法人日本グラフィックデザイナー協会 会員。

主な仕事に、ポスター「坂本龍一:Playing the Piano 」/ブックデザイン「武満徹:SONGS 」「大竹伸朗  SO」「田中一光へのオマージュ」(著書)/ロゴタイプ「DNP」「JUNKO  KOSHINO」(パリ)/広告「とらや」など。

主な受賞に、毎日広告デザイン賞奨励賞/天展大賞/JAGDA新人賞/東京ADC賞・原弘賞/東京TDC会員銀賞/NYADC銀賞・銅賞/メキシコポスタービエンナーレ銀賞/ドイツ音楽出版賞特別賞/FCC金賞  など。

会期:202163日(木)~612日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学  

会場:多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク1F

問い合わせ先:多摩美術大学アートアーカイヴセンター(042-679-5727)

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)

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2021年度|新年度オリエンテーションと入学式がありました

去る4月3日に在校生新年度オリエンテーション、4月5日に新入生オリエンテーションを実施しました。

新年度オリエン-1
今年は新年度のオリエンテーションを、全学年、対面形式で実施することができました。
感染をこれ以上広げないために、気をつけないければいけないことはまだまだ多いですが、
教室で授業を受ける日常を取り戻していくために、学生のみなさんに心がけてほしい点をお伝えしました。

◎マスク着用、3密回避、こまめな手洗い・手指消毒など、学内・学外での日常的な感染症対策への取り組み
◎発熱や風邪らしき症状がある時は無理に登校しない!焦らずに、まずは保健室と研究室に連絡をしましょう。
◎飲食は、食堂など定められた場所で行う。
◎授業・施設利用後は必ず机、椅子、機器備品などの消毒清掃を行う。

大学ホームページでは、この記事では紹介しきれない新型コロナウイルス感染症予防への様々な取り組みを配信しています。
https://sites.google.com/tamabi.ac.jp/pnn/

分からないこと、不安になった時は、本学が定める詳細な学生に向けた「行動マニュアル」、
もしも罹患してしまった際の「罹患者対応フロー」を参照できます。

また、大学のコロナウイルス感染症への対応を総合的にまとめた「新型コロナウイルスに関する対応について」も確認しましょう。
https://www.tamabi.ac.jp/topics/covid-19/

在学生・大学院生・研究生オリエンテーションの様子

入学式・新入生オリエンテーションの様子

実技科目については、原則対面授業が再開されていきます。
昨年度から始まったGoogleClassroom等のオンラインツールも併用していきながら
これから、新しい授業のやりかたが実践されます。

◎CampusSqaureで学校全般のお知らせをチェック
◎Classroomで、配布資料や提出課題のチェック
◎学校に来たら、設備利用のルール、使用教室などの最新状況をチェック

オンラインと教室を行き来するような状態が続きますが、
この3つを実践して、情報の取りこぼしのないよう過ごしていってもらえればと思います。

 

新年度オリエン-2

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ゲスト講義 佐々木俊氏

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4月22日(木) 「クリエーションⅠ」の授業内で、「JAGDA新人賞2020」を受賞し新進気鋭のグラフィックデザイナーとして注目を集めている佐々木俊氏によるゲスト講義が開催されました。 講義では佐々木氏の学生時代の作品に … 続きを読む

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2019年度グラフィックデザイン学科卒業生有志による卒業制作作品を展示

今年開催された卒業制作学内展(B日程)では、2020年度のグラフィックデザイン学科卒業生の卒業制作作品に加え、昨年、卒業制作の発表機会を失った2019年度のグラフィックデザイン学科卒業生有志による卒業制作作品が展示されました。学科長大貫卓也先生からのメッセージとあわせて、展示の様子をご報告します。

多摩美術大学 卒業制作展・大学院修了制作展2021
2021年3月13日(土)〜15日(月)
会場:多摩美術大学八王子キャンパス

以下、大貫先生からのメッセージ:
2019年度グラフィックデザイン学科卒業制作作品の展示に寄せて

2019年12月にはじまった新型コロナウイルス感染症の流行は、昨年度の卒業制作展を次々と中止に追いやりました。グラフィックデザイン学科も例外ではなく、昨年3月7日・8日に予定されていた恵比寿ガーデンプレイスでの学外展、つづく学内展も中止となりました。特に学生主体で行う学外展では、直前まで実施の可否が議論されたと聞いています。そこで下された
中止の判断は、今ふり返ってみても正しく、立派なものでしたが、それによって作品公開の機会が失われたのも事実でした。

こうした事態を受け、グラフィックデザイン学科では、2020年度以降も作品展示の機会を検討してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症はその後も感染を拡大し、昨年4月7日に最初の非常事態宣言が発令されてからは、大学の平常授業の実施さえ難しい状況に置かれました。その後、ほぼ1年の時を経て、ここに作品発表の場を提供できるのは、関係各位のご理解とご協力のたまものです、この場を借りて御礼申し上げます。

ここに展示されているのは、昨年度にグラフィックデザイン学科を卒業した
有志による卒業制作作品です。すでにほとんどの卒業生が社会で活躍していることもあって、参加者は15名と限られています。ですが、その背後には、総勢185名の、2019年度グラフィックデザイン学科卒業生の思いがあります。彼・彼女らの作品が示す才能と未来を、ここに広く公開できることを心から祝福し、喜びたいと思います。

多摩美術大学
グラフィックデザイン学科
学科長 大貫卓也

 

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