[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

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Jul 04, 2011

平成23年 大聖坊山伏修行 参加者募集のお知らせ

今年も、IAA特別研究員で羽黒山伏先達の星野文紘(山伏名 星野尚文)氏のもと、 山形県の出羽三山における「大聖坊山伏修行」がおこなわれます。 関心のある方は、下記のホームページをご覧の上、お申し込みください。 http://www.50000.in/dewa/gyo/summer2011.html

主催 大聖坊山伏修行 出羽三山講 期日 2011年8月5日(金)13:30集合〜同7日(日)14:00〜随時解散    2011年8月19日(金)13:30集合〜同21日(日)14:00〜随時解散 行場 大聖坊・羽黒山・月山・湯殿山 ※大聖坊へは前日入り・最終日の宿泊も可能です。 下記申し込み・問合せ先までご連絡ください。 参加費 24,000円 ※食費・宿泊費・保険料・消費税など全て込み。 交通費別途。参加費は現地にてお支払ください。 先達 羽黒山伏 星野文紘(山伏名 星野尚文) 宿坊 大聖坊 住所:〒997-0211山形県鶴岡市羽黒町手向字手向99 電話・ファクシミリ:0235-62-2031 お申し込み お問い合わせ カラコル 成瀬正憲 住所:〒997-0123 山形県鶴岡市羽黒町市野山猿田97 メール:caracolmt@gmail.com

出羽三山は、山形県の日本海側にそびえる月山・羽黒山・湯殿山の総称で、東北を代表する聖地として知られています。日本列島でははるか昔から、山は”転換をとげる場所”として考えられてきました。死んだ魂が浄化される”他界”や、生きている人が新たに生まれ変わる”母胎”とされてきたのです。そのような山に身を伏すことによって、”転換の力”をわが身に体得しようとした人々は”山伏”と呼ばれ、彼らは山と里、自然と文化、生と死の間にたって両者を媒介する世界を切り開いてきました。 平安期、出羽三山地域に形成された羽黒修験道は、人は死んで山に入り、山を胎内にして再生するという古代的な感覚を残すとともに、そのモチーフを仏教思想の十界行として現在に伝える日本で唯一の例として、きわめて貴重な価値をもっています。 出羽三山の自然にその身を置き、ほんとうに大切なことを山から学ぶ場所をつくりたいと、今年も大聖坊山伏修行を開催します。

【NEWS】 ※7月9日から、千葉県立中央博物館で「出羽三山と山伏」展も実施され、 くくのち学舎「千山講」も協力します。

近日中に改めてお知らせいたします。 お楽しみに!

2011/07/04 23:24 | お知らせ,山伏修行体験 | Permalink | Trackback

Jun 24, 2011

ハードコアダンスファクトリー2nd 安藤礼二ゲスト出演

安藤礼二所員が、ハードコアダンスファクトリー2ndにゲスト出演します。 このイベントは、大橋可也&ダンサーズの活動をパフォーマンスやトークで紹介しながら、 今後の活動を参加者とともに考え作っていくことを目指すもので、 音楽家とダンサーズによるパフォーマンス、ゲストによるトークなどで構成されます。

イベントに関する詳細は以下URLをご覧下さい。 http://dancehardcore.com/archives/000609.shtml

ゲスト:安藤礼二所員、吉田アミ 出演:大谷能生×舩橋陽、大橋可也&ダンサーズ、国枝昌人、古館奈津子

日時:2011年7月10日(日)    18:15開場    18:30開演 (終演は21:30を予定しております。) 場所:UPLINK FACTORY東京都渋谷区宇田川町37-18トツネビル1F tel. 03-6825-5502 参加費:2000円(+1ドリンク) ご予約はこちらから。(ハードコアダンスファクトリー参加申込みフォーム)

お問い合わせ:office@dancehardcore.com 企画・制作:アップリンク、大橋可也&ダンサーズ 主催:大橋可也&ダンサーズ 

2011/06/24 13:52 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jun 21, 2011

『折口信夫研究』が創刊されました

安藤礼二所員が参画する折口信夫会から、会誌『折口信夫研究』が創刊されました。

会の代表である岡野弘彦氏や安藤所員など、会員の論考が並びます。 特に、「特集・資料」として、若き釈迢空・折口信夫が石川啄木『一握の砂』に書き入れた 評価や評言が転載されているのが注目されます。 また、巻末には会の彙報として過去11回の開催報告及び研究動向が掲載されています。

創刊号の購入方法及び目次の詳細は以下の通りです。

目次:

特集・資料 釈迢空・折口信夫書き入れ『一握の砂』・・・・10

創刊によせて−折口信夫の学統   ・・・・岡野弘彦 01 島山 迢空・折口信夫のことば 1 ・・・・藤井貞和 表2 折口信夫の「故郷」        ・・・・安藤礼二 02 骨の恋−折口信夫と泉鏡花     ・・・・持田叙子 04 迢空・折口信夫の鑑識       ・・・・成瀬 有 07 霊獣そして霊性の思索者(書評二種)・・・・藤井貞和 08   安藤礼二『霊獣』 林 浩平『霊性の思索者』 折口信夫書き入れ『一握の砂』解題 ・・・・長谷川政春 26 「折口信夫会」彙報        ・・・・小林真美編 29

購入方法: 1.価格 1,000円(送料こみです) 2.住所・氏名・注文冊数を、orikuchi@live.jpまでメール下さい。 3.書籍に振替用紙を同封して発送しますので、そちらで送金をお願いします。 4.メールを使用できない場合は、芸術人類学研究所まで電話でご連絡下さい。   メール注文の代行を致します。(042-679-5697 担当金子)

2011/06/21 14:52 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jun 10, 2011

鶴岡真弓講座 ケルト文化とヨーロッパの都市と遺跡 −美と神話を訪ねる

7月16日(土)に、朝日カルチャーセンター新宿教室において、鶴岡真弓所員による講座が 開講されます。

講座タイトル「ケルト文化とヨーロッパの都市と遺跡 −美と神話を訪ねる」 日時 2011年7月16日 土曜 13:00〜15:00  受講料(税込み) 会員 3,150円   一般 3,780円(入会不要) 場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付) 地図はこちらです。

以下のサイトからもお申し込みができます。 http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=127801&userflg=0

講座内容の詳細は以下の通りです。  「ケルト」と呼ばれるヨーロッパの基層文化は、16世紀から今日まで、西欧・北欧から東欧にわたる「神話伝説・フォークロア」「美術・デザイン」「考古(もの)・言語(ことば)」などの発生にかかわり、とくに近代では、ヨーロッパ諸国の歴史観や生命観や自然観や季節観までに、大きな影響を与えてきました。それはアイルランドやブルターニュなど現在のケルト文化圏のみならず、実は「フランス」や「イギリス」、「ベルギー」や「ドイツ」「スイス」などの近代国家の成り立ちや、国民主義のシンボルとして、きわめて重要な役割を担ってきたのでした。ケルト系の音楽がヨーロッパ諸都市で演奏されたり、祭が開かれ、独特のデザインが広まっています。「ケルト」が「ヨーロッパの文化や芸術」のベース(基層)であると考えられてきたゆえんです。  この講座では、ダブリン、ロンドン、エジンバラ、パリ、レンヌ、アヴァンシュ(スイス)、ケルン、ハルシュタット、ウィーン、プラハ、ワルシャワ、ザグレブ(クロアチア)などを、シリーズ講座「美と神話を訪ねる ケルト文化とヨーロッパ都市と遺跡」として、旅するように巡り、美術・デザイン・神話・伝説・歴史・考古・文学など、これまでにない多視点から観察していきます。  なお、シリーズ後半では、意外にも「イタリア(ローマ)VSフランス(ガリア=ケルト)」の闘いに運命的かかわるルネサンスの巨匠の絵画や現代の漫画などにも深くかかわっていきます。デザインや歴史・伝説まで、どの扉からでもお入りいただき、「ケルトの世界」の細部を学び、「ヨーロッパ」の深層を発見していきましょう。  第1回目となる今回のテーマは、「ダブリンとロンドン篇−トリニティ・カレッジ図書館と大英図書館−『ケルズの書』からリンディスファーン修道院の再発見」。  次回は、秋に開催する予定です。

テキスト 鶴岡真弓・松村一男著『図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ』       河出書房新社(定価1,995円) ※各自お求めください。

2011/06/10 17:51 | お知らせ | Permalink | Trackback

May 30, 2011

『映像にやどる宗教、宗教をうつす映像』

「宗教と映像」をめぐる若手研究者の成果が、新刊で発表されます。

●『映像にやどる宗教、宗教をうつす映像』 ●新井一寛・岩谷彩子・葛西賢太編 ●6月10日刊行、せりか書房 ●2800円(税込2940円)

【目次】 序章 映像と宗教 第一部 宗教とメディアの現在=中東イスラーム主義運動の映像戦略/東南アジアにおけるイスラーム主義武装闘争派の映像戦略/<証し>と<開示>/リアリティ、真正性、リテラシー/映像実践1 信仰を撮る/映像を超えて/映像実践2 映像から考える 第二部 映像の宗教性=霊の増殖とメディア/映像の肉感学/映像技法から見る宗教性/映像に「ふれる」こと/映像実践3 映像を活かす/世界・日本の映像アーカイブ事情/映像人類学の理論と実践、その新たな展開の現在/対談 映像表現の最前線と宗教体験

IAAからは特別研究員の分藤大翼、助手の石倉敏明がコラムで参加しています。 ◎分藤大翼「人類学者と映画祭」 ◎石倉敏明「前衛芸術と映像の真実」

くわしくはこちらをご覧ください。 せりか書房( http://www.serica.co.jp/)

2011/05/30 11:57 | 書籍紹介,お知らせ | Permalink | Trackback

May 13, 2011

第十二回折口信夫会 安藤礼二所員・吉増剛造氏発表

第十二回「折口信夫会」のご案内を申し上げます。  今回は「折口信夫の詩」をテーマとします。  折口の著作を重要なインスピレーションの一つとして詩集『オシリス、石ノ神』(一九八四年)、さらには分類を拒絶しジャンルを超え出た書物『螺旋歌』(一九九〇年)を刊行し、「ライフワークとしての折口信夫論集成」と帯に記された『生涯は夢の中径(ナカミチ) 折口信夫と歩行』(一九九九年)をまとめ上げた詩人の吉増剛造氏をお招きして、今こそあらためて折口信夫の「詩」の可能性についてより深く考察していきたいとの思いです。  また、安藤礼二氏による新編著『折口信夫天皇論集』がこの五月に刊行されました。神話と歴史の交点に力と詩の発生を捉え、新たな信仰の原理にして表現の原理を探ります。  ご参加をお待ちいたしております。

◎日時 5月28日(土) 14時00分より       (※参加申込は不要。直接お越し下さい)

◎会場 東京理科大学森戸記念館 1階「第1フォーラム」     (東京都新宿区神楽坂4-2-2) 森戸記念館案内図

◎テーマ「折口信夫の詩」(司会・コメンテーター 藤井貞和氏・安藤礼二氏)  イ、吉増剛造氏 発表「“海坂”について」  ロ、安藤礼二氏 発表「天皇と産霊」

◎交通:飯田橋駅(JR総武線)西口、及び地下鉄各線B3出口から徒歩6分   1.JR、地下鉄「飯田橋」駅下車後、神楽坂商店街を約300?ほど坂を上り直進。   2.「毘沙門天」の向かい、「福屋」「鳥茶屋」間の路地のつきあたり。

※次回(第十三回)は、10月後半の土曜日に開催(会場未定)。

※折口信夫にご興味をお持ちの方等、お誘い下さい。

【参考文献―会の予習にお役立てください】  ★吉増剛造氏『生涯は夢の中径(ナカミチ) 折口信夫と歩行』(思潮社、1999.12)  ★安藤礼二氏編『折口信夫天皇論集』(講談社(文芸文庫)、2011.5) http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2901234&x=B

【お知らせ】  会誌「折口信夫研究」創刊号(予価1000円)を、5月刊行いたします。  第十二回開催日におきまして、会場にて販売を予定しております。

本件問い合わせ先 折口信夫会連絡先:orikuchi★live.jp(★は@に変えてください)

2011/05/13 19:31 | お知らせ | Permalink | Trackback

三上敏視のお神楽ナイト「獅子舞の深さ愉しさ面白さ」

音楽家にして神楽・伝承音楽研究家でもある三上敏視特別研究員の お神楽ナイトvol.8が、以下の通り東中野ポレポレ坐で開催されます。

三上敏視のお神楽ナイトvol.8 「獅子舞の深さ愉しさ面白さ 〜神楽の中の獅子舞を中心に日本人が大好きな獅子舞を考える〜」

■日時:2011年5月19日(木)18:30open / 19:30start ■料金:2,000円(+要ワンオーダー) ■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

会場アクセスは以下のWEBを参照下さい。 http://za.polepoletimes.jp/map/ http://za.polepoletimes.jp/news/2011/03/2011519-vol8.html

゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜ 中国やインドにルーツがあると考えられている獅子舞は、 奈良時代に伎楽の一部として入ってきたことがわかっている芸能で、 正倉院にも獅子頭が残されていて、日本で最も古く、 その数も多い芸能と言われている。 聖獣、霊獣としてそのチカラが信仰にも取り入れられて、 神楽の一つの分野として「獅子神楽」があり、獅子頭に神を宿して、 姿の見えない神仏が仮の姿を現したとして権現さまと呼ばれたり、 また他の神楽の中の演目にも多く見ることが出来る。 そして神楽以外の祭礼でも獅子舞は人気演目となっていて、 様々なスタイルで存在している。 今回の「お神楽ナイト」では、この獅子舞の演目をいろいろな神楽での 映像を中心に見てもらい、その意味を考えていきたいと思います。(三上敏視)

゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜ 三上敏視(みかみとしみ) 音楽家、神楽・伝承音楽研究家。 1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。 93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。 95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。 日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、 その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。 その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、 初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。 映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。 現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を 中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活 動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作 品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。 多摩美術大学美術学部非常勤講師、 同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。

2011/05/13 17:53 | お知らせ | Permalink | Trackback