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Apr 01, 2009

椹木野衣氏 芸術人類学研究所所員に就任

本日、美術評論家の椹木野衣氏が研究所所員に就任しました。 椹木所員は多摩美術大学美術学部共通教育准教授も務めています。 これにより、研究所所員7名の体制となりました。 研究所所員の一覧はこちらです。

椹木所員のプロフィールは以下の通りです(上記WEBもご参照下さい) 1962年、秩父市生まれ。同志社大学文学部文化学科を卒業後、東京を拠点に批評活動を始める。最初の評論集『シミュレーショニズム』(増補版、ちくま学芸文庫)は、90年代の文化動向を導くものとして広く論議を呼ぶ。また同時に村上隆やヤノベケンジ、飴屋法水らと挑発的な展覧会をキュレーション。主著『日本・現代・美術』(新潮社)では日本の戦後を「悪い場所」と呼び、わが国の美術史・美術批評を根本から問い直してみせた。他に1970年・大阪万博の批評的再発掘を手がけた『戦争と万博』(美術出版社)など著書多数。近年は岡本太郎の再評価や戦争記録画の再考にも力を注いでいる。2007年から08年に掛け、ロンドン芸術大学TrAIN客員研究員として英国に滞在。

2009/04/01 10:43 | お知らせ | Permalink | Trackback

Mar 31, 2009

鶴岡真弓新刊 阿修羅のジュエリー

鶴岡所員の新刊『阿修羅のジュエリー』が理論社「よりみち!パンセ」 シリーズの1冊として3月27日に発刊されました。

詳しい内容紹介は記事末尾を参照頂くとして、今回注目は 鶴岡所員自筆のイラストが何点か掲載されています。一例をご紹介します。

ちなみに本書は、今日から東京国立博物館で始まった「国宝阿修羅展」の 会場でも販売されています。

<内容紹介> 「輝きをデザイン」できる人間の力。 「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」から読み解く!

神秘の国宝「阿修羅」。 人気最高のその仏像なら、だれもがよく知っている。

しかし、そこには見逃されてきた「ジュエリー」の世界があった。「装飾の魂」があった! よく見れば、阿修羅像は、「金色の胸飾り」に「花柄の巻きスカート」をはじめ、 1300年前の国際的ファッションをまとう、きらきらしい鬼神でもあるのだ。

本書は、「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」 から始め、聖母マリア、ルネサンスの貴婦人、近代名画のサロメ、シュリーマン発見の財宝などを 東西に訪ねて、聖なるフィギュアを飾った、ジュエリーから携帯ストラップまでを、 豊富なカラー図版や楽しいイラストとともに、 「輝きをデザイン」できる人間の力を読み解きます。 これまでのシルクロードを超え、日本、西域、インド、ペルシア、トルコ、イタリア・・・筆者が踏破した「ジュエリーロード」を旅しながら、宝石と装飾から発見される、常識をくつがえす魂の文明史! 「国宝・阿修羅」像の見方が360度変貌する、待望の書。「中学生以上のすべての人に」の好評「よりみち!パンセ」シリーズの最新刊!

<目次> キラキラへのイントロダクション 「輝き」をデザインできる人間の力 第1章 阿修羅ジュエリーの発見 「飾る」デザイン力 第2章 シルクロードからジュエリーロードへ 宝石の道と王妃たち 第3章 「花」と「星」のアシュラ ペルシアから奈良へ 第4章 マリア様と貴婦人の真珠の髪飾り イタリア・ルネサンスと東方貿易 第5章 サロメと仏像のストラップ 祈りのジュエリー 結びのことば さらなる旅に向かって

関連情報 : 阿修羅展情報 2009年3月31日-6月7日 東京国立博物館 公式サイトはこちらです。 2009年7月14日-9月27日 九州国立博物館

2009/03/31 15:10 | お知らせ,書籍紹介 | Permalink | Trackback

Mar 24, 2009

鶴岡真弓連載開始/NHKTVテキスト『トラッドジャパン』

NHKテレビ教育で3月31日から放送される語学新番組、 『トラッドジャパン』のテキスト4月号より、鶴岡所員の連載が掲載されます。

従来の語学番組は、「外国に行った際にどのように相手の中に入っていくか」 という視点で作られることがほとんどだったそうですが、 この『トラッドジャパン』はその視点を変え、「外国語でいかにして日本を表現するか」 ということに主眼を置いて作成された番組なのだそうです。

「今までと違うパースペクティブで英語を話す時代がついに来た、という感がします。」 と鶴岡所員。 毎月発行されるテキストには、こうした番組主旨に沿った鶴岡所員の原稿が連載されます。

連載タイトルは『文明と美のグレートジャーニー』。 今号は『ヴァニシング・ポイントから始まる ─連載開始の口上』という導入とともに、 雑誌『THE NEW YORKER』1976年3月号の表紙絵(スタインバーグ作)が紹介されています。

70年代当時のニューヨーカーが見る世界観では、日本やアジアは、 このようにヴァニシング・ポイント(消失点)の境界上にあるような認識だったのかもしれません。 しかしこの消失点から世界を見たとき、世界観が一変する可能性を秘めていることを、 この絵と鶴岡所員の文章は示唆しているように感じられます。

2009/03/24 20:49 | お知らせ | Permalink | Trackback

Mar 16, 2009

高木正勝、石川直樹トーク/東京都現代美術館リニューアル記念イベント

現在改装中の東京都現代美術館が、3月21日(土)にリニューアルオープンするにあたり、 関連イベントとして、高木正勝客員研究員と、石川直樹特別研究員のトークがそれぞれ行われます。

●高木正勝 アーティストトーク 日時: 2009年3月22日(日) 14:00〜15:00 場所: 東京都現代美術館 地下2階講堂 ※参加無料、先着200名

●石川直樹 アーティストトーク 日時: 2009年3月29日(日) 14:00〜15:00 場所: 東京都現代美術館 常設展示室内 ※参加無料

また、リニューアルオープンを記念して下記の期間中「MOTコレクション」が無料で公開され、 22日のみ《Homiĉevalo》も上映されます。高木客員研究員の作品は《Homiĉevalo》の他、 《Bloomy Girls》(2005年、5分22秒)、《EL VIENTO》(2006年、2分20秒)が上映される予定です。

●「MOTコレクション」無料公開 期間:3月21日(土)〜31日(火) ※23日(月)、30日(月)は休館。    10:00〜18:00(最終入場17:30) 会場: 常設展示室

主催:東京都現代美術館 東京都現代美術館HPでのリニューアル記念イベントの詳細はこちらを御覧下さい。 【お問合せ】 東京都現代美術館 〒135-0022東京都江東区三好4-1-1        TEL 03-5245-4111(代表)/03-5777-8600(ハローダイヤル)

2009/03/16 17:12 | お知らせ | Permalink | Trackback

広島市現代美術館『どろどろ、どろん』展に《Homiĉevalo》が出品

IAA×高木正勝共同作品《Homiĉevalo》が、先週より広島市現代美術館で上映されています。

『どろどろ、どろん 異界をめぐるアジアの現代美術』 会期: 2009年3月14日(土)〜5月10日(日)      午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)     ※3月26日(木)〜4月5日(日)、5月5日(火・祝)は午後7時まで開館     ※月曜休館  主催: 広島市現代美術館、中國新聞社    会場: 広島市現代美術館 (広島県広島市南区比治山公園1-1) 出品作家:高木正勝、会田誠、八谷和彦、加藤泉、風間サチコ、小山田徹、ホセ・レガズピ、他8名

お問い合わせ tel:082-264-1121 mail:hcmca@hcmca.cf.city.hiroshima.jp ※アクセスマップはこちら 

展示には歴史・民俗資料も出品され、《Homiĉevalo》の元となった「オシラ様」も 遠野より借りられ、展示されています。 このたびの「オシラ様」借用実現には、縁あって当研究所も協力いたしました。

遠野でなくてはなかなか見られない「オシラ様」ですが、今回の出品で《Homiĉevalo》とともに、 神話の世界が観る人によりリアルに体験してもらえるのではないかと期待しています。

2009/03/16 16:44 | お知らせ | Permalink | Trackback

Mar 06, 2009

平出隆 三重県鳥羽市での講演

明日3月7日(土曜)、三重県鳥羽市において平出隆所員の講演が行われます。

タイトル:平出隆が熱く語る 伊良子清白 その漂泊と鳥羽 日時  :3月7日(土曜) 午後2時から 会場  :鳥羽商工会議所3階 かもめホール(三重県鳥羽市大明東町) 入場料 :無料 主催  :鳥羽ガイドボランティアの会 お問合せ:電話0599-25-1268

伊良子清白邸の移築プロジェクトが進む現地での講演です。 お近くの方は、どうぞ気軽にお越し下さい。

2009/03/06 15:34 | FMN-,お知らせ | Permalink | Trackback

Mar 03, 2009

日本映像民俗学の会・金沢大会で『精霊の山 ハヤマ』を上映

日本映像民俗学の会で、千歳栄氏企画・中沢所長脚本・北村皆雄氏監督作品、 『精霊の山 ハヤマ』が上映されます。 天野移山特別研究員・戸谷健吾氏の共同制作映像『三浦半島三戸のオショウロ流し』も上映されます。

■第31回 日本映像民俗学の会・金沢大会■ 主催:日本映像民俗学の会 後援:北陸大学未来創造学部・金沢大学文化人類学研究室 大会テーマ:「北陸 海と山の映像民俗学−日本人の自然観・生命観・宗教観−」 日時:2009年3月20日(金・祝日)13:00〜3月22日(日)16:00 場所:大学コンソーシアム石川(石川シティカレッジ・教室2)

大会の趣旨 北陸は日本海に面した海の民俗と白山や北アルプスの中部山岳地帯を抱えた焼畑や狩猟、 山樵業などの山村民俗、さらに豊富な水源に恵まれた稲作地帯の基層文化が集中する重厚な地帯です。 こうした海と山、稲作をテーマに、そして今日問われている地球環境問題を視野に、 あらためて自然と人間との共生関係、日本人の生命や宗教と関わる民俗文化の根本的な課題を問うのは 意義深いことと考え、今回の金沢大会の趣旨としました。 したがってそれぞれのセッションではすべて「日本人の自然観・生命観・宗教観」について討論します。 是非とも多数のご参加をお願いします。                                            大会事務局 3月20日(金) 会場オープン13:00        開始 会場挨拶13:30 スケジュールの案内13:35 ◆セッション1 海洋民俗を考える (150分)13:40〜16:30    ・赤井朱美『日本へのラブレター』 (『海女の島(舳倉島)』の著者イタリアの人類学者フォスコ・マライーニによる  能登舳倉島海女を通じた日本人の自然観・生命観・宗教観を語る最後のインタヴュー)(55分) ・平賀洗一『海女 へぐらじま』1937年(9分) (解説/原田健一)(解説含15分) ・宮本馨太郎『島の生活〜八丈島の記録』1932年(8分)頭上運搬、アウトトリガー舟 ・『海に生きる人々〜ある漁村の風景・房総半島館山』1932年(8分)(解説含20分) ・渋沢敬三『羽後飛島と津軽半島』1931年(18分) ・『隠岐乃島』1934年(11分)(解説・岡田一男)(解説含35分) ・北村皆雄『17歳私の成女式 対馬』1976年(25分)カネ付け祝海女たちの婚姻形態

○フォーラム「日本人の自然観・生命観・宗教観【1】」(45分)16:45〜17:30  赤井朱美・牛島 巌・岡田一男・原田健一・北村皆雄(コーディネーター/小林忠雄)

3月21日(土)    ◆セッション2 山村民俗を考える (105分) 9:00〜11:05 ・国立歴博企画・文化庁記録映画「白山麓の焼畑」毎日映画社制作 1989年(30分) ・千歳 栄(企画)中沢新一(脚本)北村皆雄(監督)三浦庸子(制作)  『精霊の山 ハヤマ』2005年(45分)  東北のハヤマは山の神、精霊、祖霊の住処とされてきた。  ハヤマ信仰は日本人の死生観、生命観の根幹をつくる。 ・富山テレビ『立山芦峅寺の布橋灌頂会』(30分)

○フォーラム「日本人の自然観・生命観・宗教観【2】」(45分)11:15〜12:00  宇野文男、三浦庸子、西本陽一、由谷裕哉(コーディネーター/北村皆雄)

◆セッション3 稲作民俗を考える (105分) 13:00〜15:00 ・国立歴博・石川県博『あえのこと−奥能登の稲霊信仰と祭り−』1983年(60分) ・梅本史郎 『聖なる米〜天皇と民の大嘗祭〜』1990年(50分) ・坂本 要「下徳丸北野神社の田遊び」25分 ・LIBELLULE『ざいどう−秋田県鹿角市 大日堂舞楽』2007年(30分)

○フォーラム「日本人の自然観・生命観・宗教観【3】(45分) 15:10〜15:55   梅本史郎、坂本 要、孝寿 聡、天野移山 (コーディネーター 小林忠雄)

◆セッション4−1 自由研究  司会:吉松安弘 (73分)16:10〜17:30 ・服部一人・西本陽一「エボというやつ―北タイ山地民キリスト教徒ラフ族のポップス  を巡る考察」2009年(25分) ・金セッピョル『お墓がいらない人たちー変貌する日本の葬送儀礼』2008年(18分) ・長島節五『「カワソ漁」南佐久・千曲川上流部に於ける伝統漁法』2008年(30分)

※懇親会 18:30〜20:00 料理旅館 まつ本(金沢の本格鍋料理の店)      学生5000円、社会人6000円(主要会員の方には多少の寄付をお願いします。)

3月22日(日) 会員総会 9:00〜10:00 ◆セッション4−2 自由研究  司会:亘 純吉 (94分、討論25分) 10:15〜12:10 ・水井 久貴『イッチャラル〜文化人類学でエチオピアに学校をつくろう』2007年(30分) ・村橋 功「甦れ!桃源郷の里」2008年(5分) ・天野移山・戸谷健吾『三浦半島三戸のオショウロ流し』2007年(21分) ・長島節五『船釘鍛冶・船釘作りとその道具作り』2001年 38分(予定)

●出品参加者発言 批評討論    (コメント:大森康宏 司会:亘 純吉)  金沢の民俗散策 卯辰山寺院群(案内 小林忠雄)13:30〜16:00終了

※お問い合わせ 日本映像民俗学の会・金沢大会事務局 ・北陸大学未来創造学部(小林研究室)  〒920-1180 金沢市太陽が丘1-1 ?076−229-6070 FAX076−229-1393(共通)  ta-kobayashi@hokuriku-u.ac.jp ・金沢大学文化人類学研究室(西本研究室)  〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学文学部 ?076−264-5355  yoichi@kennroku.kanazawa-u.ac.jp ・日本映像民俗学の会事務局・会長 牛島巌(担当ヴィジュアルフォークロア/北村皆雄)  〒160-0014 東京都新宿区内藤町1-10テラス大黒201 03-3352-2291 [F]03-3352-2293  kita@vfo.co.jp  ヴィジュアルフォークロア  info@jefs.org 日本映像民俗学の会

2009/03/03 16:44 | お知らせ | Permalink | Trackback