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Jul 01, 2008
Jun 24, 2008
宮崎信也先生
この7月中旬まで、毎週火曜日には宮崎信也先生が、はるばる徳島から研究所に駆けつけて下さっています。 研究所での各種打合せとあわせて、多摩美の学生に「密教の思想と芸術」の講義をされているのです。 今日の講義の前に、研究所で1枚撮らせて頂きました。
宮崎先生は、徳島市にある般若院の住職としてお忙しい壇務を縫って、毎週お越し下さっています。 (先生は、お坊さんを主人公にした岡野玲子さんのマンガ『ファンシィダンス』の モデルとなった方です。)
かつて1989年には、中沢所長、作家の夢枕獏さんと宮崎先生の対談本『ブッダの方舟』が 刊行されています。
Jun 23, 2008
伊東豊雄さん設計図書館の眺め
研究所の窓からは、ちょうどすぐ隣に昨年度オープンした 多摩美の新図書館を見下ろすことができます。研究所から撮影すると、こんな感じです。
この図書館は、伊東豊雄氏の設計になるもので、敷地に合せた傾いた床、アーチの連続による 曲線構成など、斬新なコンセプトが話題となりました。 来月頭に発行予定の芸術人類学研究所友の会会報誌Art Anthropology 創刊号では、 この図書館をテーマとした対談記事 「建築と書物をめぐる非線形の対話」 伊東豊雄×中沢新一×港千尋 を掲載します。
さて、研究所の窓から、図書館のさらに向こうに視線を向けると、 野猿街道沿いに谷あいの宅地・集落が続いていて、丘陵には畠が開かれたりしています。 この季節、毎朝窓を大きく開けて深呼吸するのが楽しみです。
Jun 20, 2008
縄文図像学
毎週金曜日、特別研究員の田中基さんが、山の空気を身にまとって、 八ヶ岳山麓の茅野から八王子の研究所までやってきます。
研究所のテーブルに持参した資料類を広げて、ご自身の講義「縄文図像学」の レジュメを作成します。
レジュメといっても、文字は少なく、ぎっしり掲載された図像自身に自ずから語らせるという体裁で、 まさに図像学という感じです。 しかも、出来合いの資料を流用するのではなく、はさみと糊を使って、豊富な図像資料を 田中基さん流に再構成するという、大変手数のかかった、かつユニークなものなのです。
掲載される図像も、縄文土器に限らず、旧石器時代のヴィーナス類から現代医学の胎生学関連図像、 集落遺構の形態学等々多岐にわたり、毎回次は何が飛び出すか楽しみです。 このレジュメも、研究所発足以来足掛け3年目を迎え、50点近くになりました。そのファイルは 研究所の大切な資料となっています。
研究所の亀が二匹に増えました。
すっかり馴染んでいます。