2010.04.03
卒業式の模様

3月23日に、多摩美術大学八王子キャンパスにて卒業式が行われました。


多摩美で一番大きなホール「TAUホール」にスーツ姿と振り袖の学生が集まりました。
4年前に入学式を行った会場で、立派に成長したプロダクトの卒業生も、
晴れ晴れとした表情で座っています。

dsc_0013
厳かな雰囲気の中、各学科の代表が名前を呼ばれ、
順番に学位記を授与されてゆきます。


dsc_0030
プロダクトの順番がそろそろ、、という時に、プロダクトの学生を見てみると、
なにやら怪しい眼鏡? 3D眼鏡、、?


プロダクトの順番がまわってきました。
一斉に立ち上がるプロダクトの学生!

dsc_0043
すると、ホール内に大歓声が巻き起こります。


dsc_0045
なんと、プロダクトの卒業生代表が「アバター」ではありませんか!
なにか叫んでいます!


dsc_0048
日本語字幕がすばやく現れる
「(訳)お父さん、お母さん、有り難うございました!!」
会場は大盛り上がり。流石のプロダクト4年生の演出力です。



昼休みを挟んで、
午後からは学科毎に行われる学位記授与式。

dsc_0058
会場の教室には各机に一輪のガーベラ。
これは、ひと足はやく社会にでた先輩からのプレゼントです。
ガーベラには「希望」「常に前進」「辛抱強さ」「神秘」という花言葉が込められています。


dsc_0122
授与式は厳かな雰囲気の中進められてゆきます。
和田学科長から一人づつ名前を呼ばれ、学位記を授与されます。


dsc_0184
式の最後には、同じく3月をもって卒業する岩倉教授へ、新四年生から花束が。
岩倉先生、ご卒業おめでとうございます!


卒業する皆さんが、これからどんなデザインを生み出すのか、楽しみです。
卒業生の皆さん、いつでも、気軽に研究室に遊びに来て下さいね。


dsc_0073
改めて、本当に、卒業おめでとうございます。
次に会う時は社会人としてですね。(あれ、アバターがまだいる!)

2010.04.02
プロダクトデザイン専攻卒業制作展の模様


雨の降る中、3月5日から3月7日までの三日間、

南青山のMODAPOLITICAにてプロダクトデザイン専攻の卒業制作展が行われました。


dm



imgp4230
骨董通りからみた見た会場の入り口


imgp4232
一階の展示風景1



_dsc2869
一階の展示風景2



_dsc2845
二階の展示風景




4年間の集大成の卒業制作。2年間の研究成果の修了制作。

出展した学生は、プレゼンボードだけではなく、自らの口で丁寧に説明しています。

会期中には多くのお客様にご来場頂きました。

なかでも出展者のご家族の皆様、プロダクトの卒業生が沢山集まるのは、

卒業制作展ならではです。



出展者の皆様、お疲れさまでした。

2010.02.12
2009年度 プロダクトデザイン専攻 卒業制作展

PRODUCT_DM_•


今年もMODAPOLITICAにて卒業制作展が開催されます。


「2009年度 プロダクトデザイン専攻 卒業制作展」

◯ 会 期  3月5日(金)〜 3月7日(日)
◯ 時 間  10:00 〜 19:30(最終日は16:00まで)
◯ 場 所  MODAPOLITICA
      東京メトロ表参道駅B1出口より徒歩8分
      〒107-0062 東京都港区南青山6-6-21


4年生と大学院2年生の48名によるオリジナリティ溢れる作品を展示します。
期間中はオープニングパーティー(5日 18:00より)や学生によるプレゼンテーションが行なわれます。

また、会場では全作品を掲載した卒業制作作品集を販売します。

今年もパワフルな作品がたくさんあります!
みなさま、どうぞお越しください!!


2010.02.05
卒業生だより -青柳翔太さん-

3人目の「卒業生だより」は卒業後、ロンドンのRoyal College of Art(RCA)に留学中の
青柳翔太さんから、留学生活の模様をご紹介していただきます。


- from aoyagi -

aoyagi_31
2009年に多摩美のプロダクトデザイン専攻を卒業し、その年の秋からロンドンの
Royal College of Artという学校に留学中です。

こちらに来てから5ヶ月ほどが経ちました。今回が初めてのレポートになります。

僕はこの学校のDesign Productsというコースを専攻しています。
ここは大学院大学なので基本的に1、2年生しかいません。

僕の専攻には2学年合わせると70名ほどの学生がおり、
そのうちの半分以上がイギリスの外から来ている留学生です。

授業の言語はもちろん英語ですが、教室にいるといつも多様な言語が聞こえてきます。
みんなひとつの教室の中にいます。




aoyagi_51
教室にある掲示板

Design Productsにはプラットフォームという独自の制度があります。

これは日本の大学にもあるゼミのようなもので、2〜3人の講師が
それぞれを担当していますが、彼らの関係に上下はありません。

またこの専攻を管理する側がプラットフォームを持たないので、
全てのプラットフォームは対等で、その独自性を維持しています。

これが多種多様なアウトプットがRCAの学生から生まれるひとつの要因かもしれません。

プラットフォームは個別に異なる嗜好を持っていてるので、講師によるプレゼンテーションのあとに
各自が学びたいことに最も近いと思うところを選ぶことになります。

現在、6個のプラットフォームがあります。
つけられた番号は2・6・8・10・12・13とバラバラで、どこか永久欠番のようでかっこいいです。


aoyagi_41
基本的に、各自の属したプラットフォームでの課題・研究が大学での中心的な活動になりますが、
その他に面白いものとして回路設計や電子部品の操作などへのサポートもあります。

Arduinoといったプログラミング操作が可能な基板を使用し、
簡単な用途としては照明などの光の強弱をコントロールできたり、
カメラやマイクなどのセンサーを使用してインタラクティブな装置を制作するなど
用途は色々考えられそうです。

実際に動くモデルを作ることで得られるリアリティはとても大きいです。

他人に体験してもらえばその場でフィードバックがすぐに得られるし、
検証からさらに飛んだアイディアにつながるかもしれません。

このプログラムには、数年前にRCAを卒業したデザイナー(写真左)が講師として来てくれています。
上の写真はコイルを使って金属に磁力を持たせる簡単な実験をしているところです。

授業が終わってから片付けをしていたときの雑談から始まったのですが、みんなとても興味深々です。

その後、コイルの話からRFIDの話題になりOyster Card(日本のSuicaのような交通カード)を
学校のカードリーダーに近づけるとお金を吸い取られる とか、だったら逆にハックできるんじゃないか
と話は変な方向に。。。技術的には可能だそうです。

今回は僕のいるコースを簡単に紹介しました。
次回はWork in Progress Showについてレポートします。

–青柳


青柳さんには今後も留学生活の様子をレポートしていただく予定です。
どうぞお楽しみに!



2010.01.27
卒業生だより -兵野涼子さん-

卒業生だより」の第2弾です。

2009年に卒業した兵野涼子さんの卒業制作がWallpaper*のWEBサイトに掲載されました。
世界各国の美術・デザイン学校の卒業制作が紹介されているなか、兵野さんの卒業制作も選ばれました。

今回は兵野さんに卒業制作の紹介や思い出をお話ししていただきました。

e9a194e58699e79c9f_2


(1)卒業制作の作品を紹介してください。

泡や雪のように繊細で美しい白色を表現したい。
この思いから、光の乱反射を利用したパーティションを作成しました。
光の乱反射によって生まれる「白色」を形として表現することがこの作品のコンセプトです。

detail_3 detail_2

この作品は、アクリルに泡のイメージから抽出したグラフィックパターンをレーザー加工で刻み込んでいます。複雑な乱反射を作り出すためにアクリルをレイヤー状に5層重ね、距離感や浮遊感を演出しました。


Deepenでは造形と密接に関わった色彩表現をテーマに、構造色や光の乱反射から
生まれる白色など顔料や色素以外の「色」を研究しました。

そこから、光の乱反射によって白色に見える素材の収集、サンプル作成などを経て
レーザー加工での表現方法を模索していきました。


e7b4a0e69d902 e7b4a0e69d903

(2)卒業制作で苦労したことや良かったことなど思い出を教えてください。

一番苦労したのは構造です。

なにしろアクリルの総重量が70kgもありましたので、私一人では知識不足のため
物理的な強度や構造を考慮したデザインをイメージすることができませんでした。

そのため毎日工場に行き、形のイメージやコンセプトを伝えながら作品にとって
最も適した構造を職人さんと一緒に模索しました。

e383a9e38395e383a2e38387e383ab_21 e383a9e38395e383a2e38387e383ab_3

自分が理想とする素材や技術にチャレンジ出来たこと、これが一番良かったことです。
通常の課題では入手しやすい素材を用いて制作しますが、卒業制作では理想の素材を
惜しげも無く使うように心掛けました。

その為、加工方法や素材など多くの知識を得ることができ、加工方法に自分なりの工夫や
こだわりを取り入れることが出来ました。

work_2


(3)これから卒業制作に取り組む後輩たちに向けてメッセージをお願いします。

卒業制作は、4年間一緒に頑張ってきた仲間と取り組む最後の課題です。

同じ思いを胸に抱く仲間と作品を作り出す経験は、なかなか出来るものではありません。
卒業制作自体は個人制作ですが、まずこのことを大切にして欲しいと思います。

あとは諦めないこと。デザインに、時間に、自分自身に。

理想とするデザインを実現する事やモチベーションを維持するのはとても難しいことですが、
諦めずに一歩一歩積み重ねていって下さい。

体力のあるデザイナーになることが、社会の中では大切なのかな、、
と最近、私は思います。

思い通りにいかないこと、自分に歯痒さを感じることは沢山ありますが、
諦めずに進む事が何よりも大切だと思います。

頑張って下さい。



ページトップ ↑

過去の記事 →

...

« Firs

6

5

4

3

2

...

← 新しい記事