家村珠代 IEMURA Tamayo

 作家のアトリエにお邪魔することは、学芸員の仕事の中で最も楽しいことのひとつです。つくりかけの作品やデッサン、素材やモチーフの置き方、壁の染みや匂い、音や光の入り方、休憩スペースに置かれたカップ等々。作品の生まれる現場には、その作品を読み解くための、たくさんの秘密や鍵が隠されています。
 多摩美術大学のキャンパスには、さまざまな制作のためのアトリエがあります。アトリエを覗いて、作品が生まれてくる現場の空気を体験してみてください。

東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻博士課程修了。
インディペンデントキュレーター/美術学部教授

活動紹介
戦後の日本の美術、特に同時代の美術作家・作品の研究及び展覧会のキュレーション。 作品と展示空間、建築との関係を念頭に、展覧会という枠組みの可能性を探っている。1991年〜2009年目黒区美術館学芸員。

手掛けた主な展覧会
「1953年ライトアップ――新しい戦後美術像が見えてきた」展(1996、目黒区美術館)
「小林孝亘展――終わらない夏」展(2004年、目黒区美術館)
「家村珠代連続企画 “ひとり” Vol.1. 袴田京太朗」展(2005年、GALLERY MAKI)
「村田朋泰展 俺の路・東京モンタージュ」展(2006年、目黒区美術館)
「家村珠代連続企画 “ひとり” Vol.2. 牛島達治――ぬけてゆくこと」展(2006年、GALLERY MAKI)
「丸山直文展――後ろの正面」展(2008年、目黒区美術館)
など多数。

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「1953年ライトアップ――新しい戦後美術像が見えてきた」展(1996年、目黒区美術館)

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「小林孝亘展――終わらない夏」展(2004年、目黒区美術館)

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「丸山直文展――後ろの正面」展(2008年、目黒区美術館)