佐藤直樹 所員のアートプロジェクト《そこで生えている。2013–2021》が正則学園高等学校(東京都千代田区)で公開されています。
はじめの《そこで生えている。》2013年
*東京ビエンナーレ 2020/2021《そこで生えている。2013–2021》ウェブページより
グラフィックデザイナーとして雑誌や書籍、アートイベント等幅広く活躍する佐藤直樹は、2003年〜2010年まで「セントラルイースト東京」のプロデュース、2010年「アーツ千代田3331」の立ち上げなどにも携わっています。その後「 TRANS ARTS TOKYO 2013 」を機に絵画制作へと重心を移し、画集の刊行、太田市美術館・図書館での個展等精力的な活動をしてきました。
2013年の「 TRANS ARTS TOKYO 2013 」(東京電機大学跡地)から始まり、現在も終わることなく続いている木炭画「そこで生えている。」シリーズ。この植物を中心としたモノクロームの絵画は、現在250メートルにも及びます。東日本大震災後に突き動かされるように絵画制作へと向かった佐藤の絵は、まるで雑草のように増殖し続けています。
東京ビエンナーレでは、千代田区の正則学園高等学校の校舎に、現在も描き続ける「そこで生えている。」と「勢揃坂」シリーズを合わせた280枚を連結させ、佐藤にとって過去最長となる270メートルの絵画回廊を出現させます。
日 程: 2021年7月30日(金)〜8月28日(土)
時 間: 11:00〜18:00
会 場: 正則学園高校 6階教室
*観覧には東京ビエンナーレのパスポートが必要です。
*詳細はウェブサイト(そこで生えている。2013–2021)をご覧ください。