IAAフィルムセレクション vol.5 〜2015年度のテーマは「裏側から知る・専門的世界」〜
12月のIAA上映会は12月8日18時10分より当研究所にて学内告知ポスターの作品を上映いたします。
■日 時 : 2015年12月8日(火)18:10より
■上映場所 : 多摩美八王子・メディアセンター4階 芸術人類学研究所(IAA)
■入場無料 : 学生・教職員は、どなたでも ご自由にご覧いただけます!
作品補足説明:
「一富士、二鷹、三なすび」といわれるように、縁起が良い鷹は、美術作品や文学など、日本の文化に様々な形で溶け込んでいます。鷹狩りは鷹を訓練し、野生の状態の餌をとる方法で4000年以上続いており、アジアから発源し、貿易と文化交流を通して他の地域に広がったと考えられています。
かつての「鷹狩り」は、食料確保の手段として使われてましたが、現在は、自然との融和を追及する野外活動として位置づけられており、60カ国以上で伝承されているそうです。
今回、とりあげる映画は、日本で1650年以上の歴史をもつ「鷹狩(放鷹術)」を続ける鷹匠の世界を1年間追い続けたドキュメンタリー作品です。
人と鷹が向き合い生きる姿、そして自然の掟と戦う鷹の姿、鷹匠と鷹の絆を追いながら、自然と命のありかたに思いを馳せることが出来たらと思い、今年度最後の上映会として、この作品を選びました。
2015年度最後の上映作品になりますので、この機会をお見逃しなく!!