公開研究会の模様
6月27日(土) 当研究所にて、当研究所所員/文芸評論家 安藤礼二の公開研究会『東と西における<神>シャマニズム論再考』 が開催されました。
当日は、学生や社会人の方々が入り混じり、熱心に聴講いただく姿が印象的でした。
本研究会では東京大学研究員であり宗教学者の江川純一氏をお招きし、近代以降に、ヨーロッパとアジアで同時に起こった「宗教の原初形態」への探究について、議論しました。
キーワードは「シャマ二ズム」。今回取り上げたミルチャ・エリアーデと折口信夫がともに影響を受けた、イタリアの宗教学者ペッタツォーニの「最高存在論」へつなげながら、個別の宗教や信仰を越えた「人類にとっての<神>」について考える時間でした。
■開催日時:6月27日(土) 13:30~
■会場:多摩美術大学八王子キャンパス・芸術人類学研究所(IAA)
■登壇者
江川 純一 氏 (宗教学者/東京大学研究員)
安藤 礼二 (文芸評論家/多摩美術大学准教授)
次回の開催につきましては、スケジュールが確定しましたら、告知を掲載いたしますので、
ぜひ、当研究所のWEBサイトやツイッターを、ご確認ください。