目次
特集第5回「土地と力」シンポジウム
イメージの発生
「芸術の発生――言語と形象」
シンポジウム前半部
- 安藤礼二 アイヌ・縄文・洞窟壁画――アンドレ・ルロワ=グーランと造形的思考の起源
- 港 千尋 洞窟から――多孔性モデルとイメージの発生
- 椹木野衣 空中の洞、地底の顔
- トークセッション
シンポジウム後半部
- 平出隆 物質的想像力と《インク》による書物論
- 鶴岡真弓 ケルト・アイルランドの「巌・島・海」の異界と「生命循環」論
- トークセッション
部門活動報告
Ⅰ《贈与と祝祭の哲学》
安藤 礼二
「如来蔵」の哲学――折口信夫の「古代」から鈴木大拙の「霊性」へ
Ⅱ《野外をゆく詩学》
平出 隆
「空中の本へ」の構想
Ⅲ《縺れのデザイン》
港 千尋
多孔性の風景について
Ⅳ《来たるべき美術:自然災害の哲学——新しい「地水火風」》
椹木 野衣
佐渡の意力――加茂湖・潟端、中の裏の観音堂「一目」をめぐって
Ⅴ《ユーロ=アジアをつらぬく美の文明史》
ケルト神話からみる「精霊の鹿」信仰―――「再生」「復興」への反転力
鶴岡真弓 芸術人類学研究所・所長 2017年度活動報告
芸術人類学研究所 2017年度活動報告
芸術人類学研究所 メンバー紹介
Art Anthropology 13号
2018年3月発行
2018年3月発行