【開催報告】展覧会「はじまりの線刻画」実施報告書

 

展覧会「はじまりの線刻画–アイルランド・スカンジナビアから奄美群島へ–」実施報告書

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Photo by Yusuke Tsuchida


 

2018年6月16日(土)から30日(土)にわたり、展覧会「はじまりの線刻画–アイルランド・スカンジナビアから奄美群島へ–」を開催しました。

本展では、1970年代から90年代に大野忠男氏(画家・美術史家、1932-2010)・齊藤五十二氏(書家、1953-)がアイルランドとスカンジナビアで採取した「ケルト十字架」と「岩絵」の拓本コレクションを中心に紹介しました。また、芸術人類学研究所が近年共通テーマに掲げる「土地と力」や、ユーロ=アジア文明の古層にある「死生観」を再発見するために、奄美群島や現代美術にまで拡大し展示を行いました。展示作品数は、線刻画拓本86点、現代美術作品12点の総数98点におよびます。会期中は関連イベントとしてトークやディスカッション、コンサートなども実施し、多くの方々に人類の芸術の根源に触れていただく機会となりました。

ご来場いただきました皆様をはじめ、本展の開催にあたりご支援とご協力をいただきましたすべての皆様に心より感謝を申し上げます。