ベンガルの太陽ー南インドの芸術/宗教コミューンをめぐる調査報告会

インド調査報告会  2016年7月1日

港千尋所員×安藤礼二所員による対談

 

南インド、タミルナドゥ州、ポンディシェリは、ベンガル湾を望む元フランス領の港町です。

ポンディシェリの小さな町から車で20分ほど走ると田園地帯が広がっていて、その中にインド最大の宗教コミューン「オーロヴィル/auroville」があります。1968年に発足し、インド独立の闘士オーロビンド・ゴーシュの理念をもとに、そのパートナーであるマザー(ミラ・リシャール)が創り上げた宗教都市オーロヴィルは、環境実験都市としても知られています。

理想社会のあり方を模索する「オーロヴィル/auroville」は、ユネスコなどの支援やインド政府による自治地域を受けているそうです。今回の報告会では、「ベンガルの太陽ー南インドの芸術/宗教コミューンをめぐる調査報告会」として、今年3月、現地を訪れた港所員と安藤所員が、信仰と芸術と生活を有機的に総合しようと試みた壮大な実験の諸相を論じます。

日程は以下を予定しております。この機会にぜひ、ご参加ください。


日時:7月1日(金)16時20分から17時50分まで
登壇者:港千尋所員・安藤礼二所員
参加者:学生・教職員・一般の方
場所:多摩美術大学・芸術人類学研究所
入場無料・事前予約なし(満員の場合には入場をお断りする場合がございます。)


※本研究はJSPS科研費 JP26284054の助成を受けたものです。基盤研究(B)

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瞑想ドーム「マトリマンディール」

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写真:港 千尋