カリキュラム Curriculum

私たちのデザインする「空間」は、人・社会・自然の中の日常にあります。日常を考え、知ること。
この当たり前のことをしっかりと学ぶために私たちはカリキュラムを用意しています。

カリキュラムポリシー

現場主義

空間はリアルな場所を前提とします。そこには、ある文化、風習、気象条件、風土、植生等など、「環境」があります。「環境」を把握し、理解した上でデザインをしなければなりません。この「環境」を受け止めるために、「現場」を最重要視しています。

現物主義

「空間」は光と素材と構造によって成り立っています。これらは、それぞれ、リアルな存在です。ナマの現物。これと向き合うことを最重要視しています。

実寸主義

1分の1。身体感覚とはまさにこのことを知覚することです。これは、現場、現物主義と関連し、リアルスケールでの理解ができるように努めています。

手で考える

鉛筆、絵筆、カッター、定規・・・手にするものは様々ですが、とにかくひたすら手を動かし、手で考えること。この姿勢を徹底的に学んでいきます。

3つの課題

実技課題

講義、演習は、インプット型。この実技課題は、アウトプット。学んだことを最大限活用し、作品に表現します。美大では実技を重視しています。

講義

いわゆる基礎知識を講義形式で学びます。例えば、歴史や文化は、いまある私たちすべての土壌のようなもの。「空間」の生い立ちを学ぶことと言えます。

演習

手で考える / デッサン・スケッチや、折る・切る・曲げるといった“手で考えるため”のスキルを身につけるための実技です。
コンピューターツールを使いこなす / CADやCG、レーザーカッターや、3Dプリンター。コンピューターツールも使いこなすことを目標としています。

多摩美術大学 環境デザイン学科 Tama Art University Department of Environmental Design

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