FACULTY > 柘植 喜治
多摩美は生意気だ。多摩美は元気だ。そこが良い。と、かつてここに書いた。ところが最近少し変わってきた。生意気というより優等生で大人しい普通の日本人学生だ。今世界のデザイン界は、情報通信やエネルギー分野等との吸収合併により再編が進む。著名な建築事務所やデザイン企業もこうした波に飲まれデザインや開発の業務が拡大している。そこで注目されるのがプロデューサーの空間としてまとめる技術だ。国境や文化を超えてチームを統括する空間プロデューサーは、言葉もデザインも強く主張しなくてはならない。それはまさに多摩美らしく生意気な人材でなければならない。
1977/多摩美術大学卒業 1984/University of California, Los Angeles UCLA修士課程修了 1984/THE JERDE PARTNERSHIP INC. 1992/University of California, Los Angeles UCLA非常勤講師 1995/千葉大学工学部助教授 1996/多摩美術大学非常勤講師 2006/千葉大学大学院教授 2019/千葉大学名誉教授 (社)商業施設技術者団体連合会会長、日本空間デザイン協会理事、グッドデザイン賞選定審査委員、DDAデザイン賞最終審査委員、全国フロント施工例審査委員長、商業技術者団体連合会審査委員同評議委員、空間デザイン機構大賞委員長、日本展示学会学会賞選定委員、KIID Space Design Award 2010 Korea審査委員長 ほかを歴任
「東京スカイツリー街区開発基本構想」(東京)「Yongsan International Business District」(Seoul)/デザイン監修 「キャナルシティ博多」(福岡)「Euro Disney」Master Plan(PARIS)「Metropolitan Times Square」(New York)「Mall of America」(Minnesota)「Paseo Al Corta」(Buenos Aires)「Fashion Island at Irvin Center」(California)
UIA INTERNATIONAL COMPETITIONS Pearls of Kuwait(最優秀賞) ProgressiveArchitecture誌プラニング部門(年間最優秀賞) DDA研究賞95(大賞) 朝日新聞社賞 日本SC協会SC論文大賞 UrbanDesignAmericanInstituteofArchitectureCA GoldNuggetGroundAward グッドデザイン賞(Gマーク金賞) 建設省都市景観大賞
「Cases and Direction of Urban Environmental Design, China-Japan-Korea」「Design Symposium」(台湾) 「感性デザインの提案」韓國室内デザイン學會(韓国) 「こらからのSCの仮設店舗の活用」日本SC協会設立30周年記念号(日本) 「Exposed Urban Contents For an Ecological Future, Architecture.Environment & Design」(イタリア)
「Design Explicated From The View Point of "Place and Flow"Third Asia Design Conference」(台湾) 「感性を重視した空間デザインの計劃手法と開發 世宗文化會舘 國際會場」(韓国) 「展示がまちをつくる〜店・見せ・魅せ・見世〜 江戸東京博物館」(東京) 「SPACE DESIGN AWARD 招待講演 Hongik University」(韓国)