FACULTY > 川上 正倫
日常の中で見過ごしてしまっているもの、当たり前であると思い込んでしまっているものの中にデザインのテーマがあると考えています。デザインというと、とかく新しく、見た事がないものへ重心がいきがちです。しかしながら、建築はそのようなデザイン的消費に耐えるものでなくてはいけません。むしろ、デザインの原点にたって日常的なものがいかに日常的であり得ているのかを観察することに建築的デザインの発見があるような気がしています。
1974/東京出身 1997/東京工業大学工学部建築学科卒 1999/東京工業大学建築学専攻修士課程修了 2003/101design設立 2004/東京工業大学人間環境システム専攻修了 博士(工学)
新台北市立美術館概念設計国際コンペ(佳作) up to 35;Athens Student Housing International Competition(Finalist)
「桜山の家」 「建築学会作品選集」ほか
「20世紀建築研究」(共著/INAX出版) 「建築設計資料集成[余暇・宿泊]」(共著/丸善) など