FACULTY > 田根 剛
まだ誰も見たことのない、経験したこともない、想像すらしたことのない、そんな建築をつくりたいと思っている。でもそれは新しい奇抜な建築とは違う、場所の記憶から生まれる未来の建築、そんな途方もないことを考えています。
場所には必ず記憶があります。記憶とは過去のものではなく、記憶は未来をつくる原動力だと考えはじめました。場所の記憶を考古学的に掘り下げ、未来をつくる建築を「Archaeology of the Future」と呼んでいます。
1979/東京都生まれ 2002/北海道東海大学芸術工学部建築学科卒業 2003/デンマーク王立芸術学院・客員研究員 2003.7〜2004.12/ヘニング・ラーセン・アーキテクツ勤務(コペンハーゲン・デンマーク) 2005.1〜2005.12/アジャイ・アソシエイツ勤務(ロンドン・イギリス) 2006.4〜2016.12/Dorell.Ghotmeh.Tane/Architects 共同代表(パリ・フランス) 2017.3〜現在/Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表(パリ・フランス)
2006/エストニア国立博物館国際設計競技・最優秀賞(エストニア) 2008/フランス文化庁新進建築家賞07-08(フランス) 2008/ミラノ建築家協会賞(イタリア) 2012/新国立競技場基本構想国際デザイン競技・最終選考(日本) 2014/ミラノ・デザイン・アワード 2部門受賞・Best Entertaining + Best Sound(イタリア) 2016/フランス国外建築賞グランプリ(フランス) 2016/フランス建築アカデミー新人賞(フランス) 2017/第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞(日本) 2017/ミース・ファンデル・ローエ賞ノミネート(EU) 2017/エストニア・ベスト・パブリック・ビルディング賞(エストニア) 2018/アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2019 (日本) 2018/ヨーロッパ・ミュージアム・フォーラム・アワード2018(EU)
「エストニア国立博物館」(2016) 「弘前れんが倉庫美術館」(2020) 「Todoroki House in Valley」(2018) 「Toraya Paris」(2015) 「LIGHT is TIME」(2014)