日 時|2024年12月13日 (金) 16:30–18:00
会 場|多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所
アートとデザインの人類学研究所 第4回公開研究会
長崎剛志「神社とアートと庭と人」
多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所では、自然災害と芸術表現の関係性を多角的に探るさまざまな活動を展開しています。とりわけ、長崎県島原半島に位置する雲仙・普賢岳を主題に、火山活動や噴火災害が芸術表現に与えた影響や災害記憶の継承について研究を進めています。
今回は、庭園美術を通じて文化的価値と自然への敬意を体現する数多くのプロジェクトを手がけてきた庭園美術家・長崎剛志氏を講師に迎えて公開研究会を開催します。2019年よりプロジェクトを始動、今年竣工した神仏習合の庭「諫早神社の御神苑」を中心に紹介していただき、自然の力と信仰、災害と芸術の関係について考える機会とします。研究会後半では、椹木野衣所員を交えてディスカッションも行ないます。
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◉開催概要
講 師 長崎剛志 (N-tree代表 / 庭園美術家)
日 時 2024年12月13日(金)16:30〜18:00(開場 16:20)
会 場 多摩美術大学 八王子キャンパス・アートとデザインの人類学研究所(アクセス)
対 象 本学学生・教職員、学外一般
※参加自由 / 事前申込不要(当日会場にて記帳をお願いします)。
※定員は40名程度。満席の際は入場をお断りする場合があります。
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◉講師プロフィール
長崎剛志 Takeshi Nagasaki
N-tree代表・庭園美術家。1970年奈良県生まれ。東京藝術大学絵画科卒業後、独学で作庭を学び、1997年にN-tree(庭ノ心 ながさ木)を設立。2008~2010年にロンドンで活動。帰国後、国内外の庭園プロジェクトに関わり、2011年の東日本大震災では「復興支援プロジェクト 庭JAPAN」として松島や石巻での支援活動に取り組む。2019年より長崎県諫早神社の江戸期につくられた庭園を改修するプロジェクト「諫早神社の御神苑」を開始、2024年11月竣工。主な展覧会に「Seeds 1~5」(2005~2007年、東京)、「MEMENTO GARDEN」(2009年、ロンドン)、「石と種」展(2016年、東京)などがある。2024~2025年には長崎剛志/N-tree 28周年記念庭園美術展「原始庭苑」を東京・長崎・奈良・スペインで開催予定。
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お問い合わせ
多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所
〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4F
Email:iaa_info@tamabi.ac.jp