『装飾の美術文明史 ~ゴシック装飾と象徴』
(朝日カルチャーセンター新宿教室 美術講義)
講師 鶴岡真弓(芸術人類学研究所所長)
2013年6月22日(土)13:00-15:00 有料
今回は、ヨーロッパの宗教と精神を支えた「ゴシック」の装飾と象徴について御話します。
ストラスブールの大聖堂は、ゲーテが、「北方の才能」として讃美した、キリスト教建築の真髄ですが、そこには「極微」といわれた装飾文様がみられます。 また18・19世紀イギリスの「ゴシック・リバイバル」のムーヴメントには、自然と信仰、そして職人・石工の精神と匠に学ぼうとする、ヨーロッパの人々の「中世再発見」の情熱がありました。ラスキンやウィリアム・モリスの思い描いた「手仕事の中世」の内奥を「装飾・デザイン・シンボル」をキーワードに、詳しく観察していきましょう。」
(古来より人間は神々への祈りや自然に対する畏敬の念を「装飾文様」に託しました。ユーラシア大陸西端の「ケルト渦巻」から「イスラームのアラベスク」、「ヨーロッパ近代のアールヌーヴォー」、「極東・日本から発信されたジャポニズム」まで、細部にやどる「装飾の世界」をシリーズで旅する講座です。)(リーフレットより)
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