港千尋 所員|新刊『写真論──距離・他者・歴史』

 

中央公論新社より港所員の著書『写真論──距離・他者・歴史』が発売されます。

 

タイトル: 写真論──距離・他者・歴史
著  者: 港千尋
発  行: 中央公論新社
刊 行 日 : 2022年1月7日
      ※発売日は地域・書店によって前後する場合があります
頁  数: 272ページ
ISBN   : 978-4121101235
書籍情報  :    中央公論新社 書誌情報ページ

 

 

光で像を刻む! ニエプスによる実験成功から二〇〇年、常時接続されたカメラが見つめる日常は、刻一刻と「写真化」している。撮られる世界のほうが、撮る人間のことをよく知っている画像の世紀に、撮るべきものはまだ残っているだろうか。コロナウイルスの世界的流行が問う〈距離〉、再考を迫られる〈他者〉との関係、不透明な未来を前に〈歴史〉の鏡を探りつつ、その始まりから最先端までを、社会のなかに深堀りする写真論の挑戦。