港千尋所員の共著本『言葉の宇宙船――わたしたちの本のつくり方』が発行

港千尋所員と芹沢高志氏との共著
『言葉の宇宙船――わたしたちの本のつくり方』が
ABI+P3共同出版プロジェクトより、2016年12月に発売になりました。

 


国際芸術祭のディレクターを務めた芹沢高志氏と港所員が中心となり新たな出版レーベルを立ち上げた。その第一弾として現場の熱気とレーベルの哲学を一冊に綴じた『言葉の宇宙船ーわたしたちの本のつくり方』が完成。

一通の手紙から出版レーベルが立ち上がるまでのプロセスを一冊にまとめたもの。収録するのは「本の可能性」と「未来の発信拠点」をめぐって交された往復書簡や公開対話の記録。読者への届け方まで話題の広がった編集会議の模様。予約注文制などにチャレンジした本づくりの実践をふりかえるキーワードエッセイ。芹沢高志と港千尋が書き下ろした、本の物質性や道具性、本の外縁に注目したブックエッセイ。美しい書影と共に紹介する50を超える参考図書たち。世代も経験も異なるメンバーが動きながら考え、対話を重ねることで生まれた「わたしたちの本のつくり方」を、熱気そのままに多角的に紹介する一冊。

 

 

●目次
・往復書簡 港>芹沢 / 芹沢>港
・対談 印刷物と思想の共有をめぐって
・対談 こんな本を読んできた
・対談 小さな発信基地をつくろう
・編集会議
・キーワード エッセイ集 「 一通の手紙から一冊の
本ができるまで」
・エッセイ「外縁の前で」 港千尋
・エッセイ 芹沢高志
・参考図書 *書影付

 

●クレジット
『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』
刊行:2016年12月
判型:四六判(帯付)
頁数:192 頁
価格:2,000円
著者:芹沢高志、港千尋
編集:川村庸子、坂田太郎
ブックデザイン:尾中俊介(Calamari Inc.) 
写真:齋藤彰英
プロジェクトコーディネート:関川歩、長谷寛
発行:ABI+P3共同出版プロジェクト
発売:P3 art and environment