平出隆 所員の《クリスタル・ケージ・カレッジ》第9回・第10回・第11回開講紹介

Crystal Cage College
詩人で造本家の平出隆と、ギタリストで作曲家の伊藤ゴローを軸にして、
国立にミニマルカレッジが開講中。
その名は《クリスタル・ケージ・カレッジ》、略称CCC。

 

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第9回 2017年4月29日(土・祝)18:30~20:30
講義内容
小講義 伊藤ゴロー「捨てられた雲のかたちの──Triptyque」
小講義 青木淳「立原道造の建築」
小講義 平出隆「書簡詩の手法──詩学以前 1」
TonePoetry[音読:平出隆 ギター:伊藤ゴロー]
質疑応答
放課後:本・CDの販売およびサイン会

 
第10回 2017年6月24日(土)18:30~20:30
講義内容:
小講義 伊藤ゴロー「Land──音楽のジオグラフィック 1」
小講義 郡淳一郎「轉身の頌──手紙・書物・囀り」
小講義 平出隆「反伝記の手法──詩学以前 2」
TonePoetry[音読:平出隆 ギター:伊藤ゴロー]
質疑応答
放課後:本・CDの販売およびサイン会

 
第11回 2017年10月28日(土)18:30~20:30
講義内容:
小講義 伊藤ゴロー「Land──音楽のジオグラフィック 2」
小講義 工藤健志「トキオセントリズムへの抗い──アートの場合」
小講義 平出隆「野外ノートの手法──詩学以前 3」
TonePoetry[音読:平出隆 ギター:伊藤ゴロー]
質疑応答
放課後:本・CDの販売およびサイン会
 
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会場:PAPERWALL CAFE nonowa国立店
料金:受講料2,300円+1ドリンク500円 合計2,800円(税込)
定員:30名

参加のお申込み、お問合せは電話、メール、店頭にて
3月14日(火)13:00より、いずれの回も同時に受付を開始いたします。
各回ともに定員に達し次第締切りとさせていただきます。ご了承下さい。

PAPERWALL CAFE nonowa国立店
Tel:042-843-0261
pw.n.kunitachi@orionshobo.com

主催:オリオン書房・PAPERWALL・PAPERWALL CAFE
制作:333DISCS
協力:Tokyo Publishing House
https://www.facebook.com/CrystalCageCollege/
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[ゲスト講師]
青木淳(あおき じゅん)
1956年、横浜生れ。建築家。生涯に設計できる住宅は、せいぜいアルファベットの文字数くらいだろうと、設計した住宅にアルファベット1文字を与え《アルファベット・セット》を展開している。現在までのところ、A、B、c、G、H、i、J、K、L、M、N、O、R、S、T、U、Y、Zまでの18軒があり、残すところはD、E、F、P、Q、V、W、Xの8軒になっている。公共建築としては、《馬見原橋》(1995年)、《遊水館》 (1993年)、日本建築学会作品賞を受賞した《潟博物館》(1997年)、《青森県立美術館》(2006年)、《大宮前体育館》(2013年)、《三次市民ホールきりり》(2014年)などがある。商業建築としては、世界各地のルイ・ヴィトンの店舗がある。また 《U bis》(2002年)では、アーティストとしての創造性を見せ、《あいちトリエンナーレ2013》では、杉戸洋とユニット「スパイダース」名義で、《赤と青の線》を制作している。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2017年3月に、選者として「建築文学」を集めた『建築文学傑作選』を刊行。

 
郡淳一郎(こおり じゅんいちろう)
1966年名古屋市生れ。オルタナ編集者。早稲田大学第一文学部仏文専修卒。ビクター音楽産業、『キネマ旬報』、フィルムアート社、『ユリイカ』を経て、近畿大学四谷アート・ステュディウムで《編集オルタナティヴ講座》を開講。編集書に《イヴ叢書》全10篇、堀潤之注釈『ゴダール 映画史 テクスト』、鈴木一誌ほか『知恵蔵裁判全記録』、松本圭二『詩篇アマータイム』、高橋信行編『足穂拾遺物語』、矢川澄子『いづくへか』、武村知子『日蝕狩り』、吉田アミ『サマースプリング』、間奈美子ほか『インディペンデント・プレスの展開』等。デザイン誌『アイデア』で特集「日本オルタナ出版史」3部作と番外篇「清原悦志の理」の構成・文を担当。編著『仮名手本オルタナ出版史』。

 
工藤健志(くどう たけし)
1967 年福岡県生れ。青森市在住。大阪教育大学美術教育学専攻造形芸術学専修修了。青森県立美術館学芸主幹。第19 回、第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員。専門は戦後日本美術。「美術」の枠組みや「展覧会」の制度を問い直す企画を多数手がけている。主な担当展に、《立石大河亞展》(1994年)、《山本作兵衛展》(1996年)、《縄文と現代》(2007年)、《寺山修司◎劇場美術館》(2008年)、《ラブラブショー》(2009 年)、《ロボットと美術》(2010年)、《Art and Air》(2012年)、《美少女の美術史》(2014年)、《成田亨 美術/特撮/怪獣》(2015年)、《ラブラブショー2》(2017年)など。《造形集団 海洋堂の軌跡》(2004 年~、水戸芸術館、台北市立美術館他)、《ボックスアート》(2006年~、静岡県立美術館他)といった巡回展のキュレーションも行っている。

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