書籍『後美術論』椹木野衣 著

当研究所所員/美術批評家・椹木野衣の書籍紹介です。

書籍『後美術論』椹木野衣著

発売日 : 2015年3月2日
定価 : 本体4,800円(税別)
978-4568202663

美術出版社 http://book.bijutsu.co.jp/books/2015/02/20150302.html

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『美術手帖』2010年11月号から連載中の、

美術批評家・椹木野衣による「後美術論」から14回を収録。
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後美術(ごびじゅつ)とは…

美術や音楽といった既成のジャンルの破壊を行うことで、ジャンルが産み落とされる前の起源の混沌から、
新しい芸術の批評を探り当てる試み。
例えば、ジョン・レノンとオノー・ヨーコの活動を同じ「後美術(アート)」と呼ぶこと。
ポピュラー音楽と前衛美術の枠組みが外されて、
二人のアーティストとなったジョンとヨーコによる「音楽と美術の結婚」―。
このジャンルを溶解させる婚姻から授かる創造の地平が「後美術」である。
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