はじまりの線刻画 – アイルランド・スカンジナビアから奄美群島へ –

この展覧会は終了しました。

 

◆◆◆◆

人類は何を表現してきたのか?

 

本展は、ユーラシア文明の古層にある「死生観」や「土地と力」を再発見するために、1970年代から90年代にかけて、大野忠男氏(画家・美術史家、1932−2010)・齊藤五十二氏(書家、1953−)がアイルランドとスカンジナビアで採取した「ケルト十字架」と「岩絵」の拓本コレクションと、奄美群島の線刻画や現代美術をむすび構成しています。

拓本の元となった遺跡は、紀元前8,000年頃から紀元12世紀頃におよぶものです。この貴重なコレクションから、人類の芸術の根源にある「文様と文字」を学び、鑑賞者の皆さまの豊かな想像力に、あらたな光がうまれることを願っています。

多摩美術大学・芸術人類学研究所・所長 鶴岡真弓

 


 

展示概要

 

展覧会名     はじまりの線刻画   – アイルランド・スカンジナビア から奄美群島へ –

会  期      2018年6月16日(土)〜 6月30日(土)

時  間      10:00〜18:00

休  館 日      日曜日( 6月17日、6月24日)

入  場 料      無料

会  場      多摩美術大学 八王子キャンパスアートテーク・ギャラリー102〜105

主  催      多摩美術大学 芸術人類学研究所 (所長:鶴岡真弓)

共  催      上智大学グリーフケア研究所・身心変容技法研究会   (代表:鎌田東二)

キュレーター   渡辺真也

後  援     アイルランド大使館、カフェ・バッハ

協  力     齊藤五十二、本阿弥清、一般財団法人 松澤宥プサイの部屋、鹿児島県徳之島天城町教育委員会、

◆◆◆◆◆◆◆◆◆cLive Forever Foundation、株式会社ゼロユニット

 

 

展示構成

 

展示室1:アイルランド、ケルト十字架の線刻画は芸術だ!

展示室2:スカンジナビアの線刻画と漢字の起源

展示室3:アイルランドから奄美群島へ :ユーロ=アジアの両端に残る文化の古層

0【展示作家】朝崎郁恵、飯田昭二、松澤宥、照屋勇賢、渡辺真也ほか

 

 

関連イベント

 

事前申込不要、参加無料(当日展示会場にお集まりください。)

 

① キュレータートーク+奄美シマ唄ミニコンサート

◆◆6月16日(土)15:00–16:00

◆●【出演】渡辺真也(本展キュレーター、映画監督)

◆◆◆◆◆●成瀬茉倫(映画『神の唄』アマミコ役)

このイベントは終了しました。

 

② トーク「ユーラシア文明の古層にある土地の力」

◆◆6月22日(金)14:45–

◆●【出演】鶴岡真弓(多摩美術大学教授・芸術人類学研究所所長、ケルト芸術文化研究家)

◆◆◆◆◆●港千尋(多摩美術大学教授、写真家、著述家)

◆◆◆◆◆●安藤礼二(多摩美術大学教授、文芸評論家)

このイベントは終了しました。

 

③「アイルランドから奄美群島へ」ディスカッション+ 奄美シマ唄コンサート

◆◆6月29日(金)

◆◆◉トーク:14:45–16:15

◆●【出演】齊藤五十二(書家、東華書院会長、線刻画拓本採取・所蔵者)

◆◆◆◆◆●鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授)

◆◆◆◆◆●ピーター・マクミラン(翻訳家)

◆◆◆◆◆●鶴岡真弓(多摩美術大学教授・芸術人類学研究所所長、ケルト芸術文化研究家)

◆●【進行】渡辺真也(本展キュレーター、映画監督)

◆◆◉コンサート:16:15–17:00

◆●【出演】朝崎郁恵(奄美シマ唄 唄者、NHK『新日本風土記』テーマ曲作詞・唄)

このイベントは終了しました。

 

 

交通アクセス

http://www.tamabi.ac.jp/access/

 

お問い合わせ先

多摩美術大学 芸術人類学研究所
〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723

TEL:042-679-5697

Email:iaa_info@tamabi.ac.jp
URL:https://www.tamabi.ac.jp/iaa/

 

【展覧会パンフレット(PDF)】※パンフレットの配布は終了(在庫なし)

【展覧会フライヤー(PDF)】

【多摩美生にむけてお知らせ:展覧会サポーター募集】