吉増剛造 特別講義「なぞる こする ひっかく 歌と生命のカリグラフィー」

 

詩人の吉増剛造氏をお迎えし、特別講義「なぞる こする ひっかく 歌と生命のカリグラフィー」を開催します。
本学学生対象の特別講義です。

 

 


講 師  吉増剛造(詩人)
[プロフィール]
1939年東京生まれ。詩人。日本藝術院会員。
24歳のとき詩集『出発』でデビューして以来、現代詩の最先端を疾走し続ける。おもな詩集に、『黄金詩篇』(1970年、高見順賞)、『熱風 a thousand steps 』(1979年、歴程賞)、『オシリス、石ノ神』(1984年、現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(1990年、詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998年、芸術選奨文部大臣賞)、『表紙omote-gami』(2008年、毎日芸術賞)など多数。
朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、日本各地およびフランス・イタリア・アメリカ・ブラジル・韓国などで詩の朗読を行う。2006年から詩のドキュメントともいえる「gozo-ciné」を発表。
2011年の東日本大震災以来、「怪物君」の創作が、詩とドローイング、素描メモなど、様々な形で始まり、2016年に東京国立近代美術館で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造」展、2017年から2018年に、足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、松濤美術館で「生涯テノ詩聲 詩人吉増剛造展」を開催。2022年10月にはオルタナティックバンド「空間現代」とのコラボレーションを追ったドキュメンタリー映画『背 吉増剛造×空間現代』(七里圭監督)の公開が控えている。
多摩美術大学では1984-1990年にかけて教鞭を執るほか、他大学においても様々な形で教育に関わり、多くの若い表現者たちにも影響を与え続けている。

対話者  佐賀一郎(グラフィックデザイン学科)、中村寛(リベラルアーツセンター)、石田尚志/鈴木余位(絵画学科油画専攻)、
     金子遊(芸術人類学研究所、芸術学科)

日 時  9月15日(木)15:00-(開場 14:50)  *4・5限

場 所  八王子キャンパス レクチャーホールA

主 催  多摩美術大学 芸術人類学研究所

共 催  多摩美術大学 絵画学科油画学科、芸術学科

 

*多摩美術大学の学生のみ参加可能(全学科・学年対象)

*事前予約なし(満席の場合は立ち見となります)

*お問い合わせは芸術人類学研究所(iaa_info@tamabi.ac.jp)宛にメールでご連絡ください。