Curriculum
Special Exercise 3 Year
専門課程3・4年
カリキュラム3年次
彫刻は様々な物質と空間を含む造形表現であることから、無限の拡張性と可能性を秘めている未分化な表現領域であると言えます。それは、様々な感覚器官を必要とする身体的な思考体験であり、多様なメディアとの関係性を前提とした複合的で社会的な表現です。専門課程では、あらゆる可能性を否定せず開かれた「表現の場」と位置付け、同時代的な表現を見据えながら「彫刻」の可能性を発掘します。
3・4年では、基礎課程における様々な体験をもとに、自ら主体的に制作していく課程です。課題ごとにテーマや素材は勿論、制作場所も作業内容に応じて自由に選択しながら、表現領域の一層の拡張や深化を図ります。彫刻学科の制作環境は、素材や表現内容に応じ独立した専門工房を備えています。さらに、それぞれの棟に専任教員を配置し、学生個々の指向性に応じてディスカションを重ねながら制作を進めていく責任ある指導体制を整えています。また、活躍する作家による講評やレクチャーの他、様々な課外ゼミや他学科との交流授業などを行い、客観的な批評性を養います。
○専門実技・年間2~4課題(課題ごとに素材と実習室を自由に選択)
○古美術研究ゼミ
○課外研究ゼミ(全6講座)
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