北澤憲昭 客員教授
経歴
1951年 | 東京都生まれ |
1979年 | 『美術手帖』の展評で評論家としてデビュー。以後、『美術手帖』『朝日新聞』をホームグラウンドとして批評活動を展開し、今日に至る。 |
1989年 | 『眼の神殿――「美術」受容史ノート』(美術出版社)翌年、同書によってサントリー学芸賞を受賞。 |
1993年 | 『岸田劉生と大正アヴァンギャルド』(岩波書店) |
1997年 | 『岸田劉生 内なる美――在るということの神秘』(二玄社) |
1998年 | 跡見学園女子大学の教授に就任。2008年、女子美術大学に転ずる。その間、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京藝術大学、沖縄県立芸術大学、金沢美術工芸大学、九州大学、千葉大学等で非常勤講師として講義を行う。 |
2000年 | 『境界の美術史――「美術」形成史ノート』(ブリュッケ) |
2003年 | 広島市現代美術館において「肉体――情報化時代における」展を企画。 『アヴァンギャルド以後の工芸――「工芸的なるもの」をもとめて』(美学出版) 『「日本画」の転位』(ブリュッケ) 神奈川県民ホール・ギャラリーにおいてシンポジウム「転位する日本画」の企画を担当。 |
2005年 | 東京都現代美術館において「アルス・ノーヴァ――現代美術と工芸のはざまに」展を企画。関連企画としてシンポジウム「工芸――歴史と現在」の企画を担当。 |
2009年 | 『シリーズ 近代日本のモニュメント』(ゆまに書房)の総監修を担当、第1巻として『銅像写真集 偉人の俤』を復刻。 |
2013年 | 『美術のポリティクス――「工芸」の成り立ちを焦点として』(ゆまに書房) |
2014年 | 『日本美術全集』第17巻「前衛とモダン」(小学館)を監修。 |
2015年 | 『〈列島〉の絵画――「日本画」のレイト・スタイル』(ブリュッケ) |
2019年 | 富澤恵理子、渡辺俊夫編“East Asian Art History in a Transnational Context”(Routledge)刊行。日本近代彫刻の成立にかんする論文“The Evolution and Modernization of the Sculpture Genre in East Asia According to the Japanese Example”を寄稿。 『逆光の明治――高橋由一のリアリズムをめぐるノート、あるいは「インターネット以後」の高橋由一』(ブリュッケ) |
2020年 | 『日本画の所在――東アジア絵画としての』(勉誠出版)古田亮との共編著 |