07 1月 

1月休館日のお知らせ

Posted by CMTEL  |  2014/01/07 10:47

新年あけましておめでとうございます。
本年もCMTELをよろしくお願い致します。

1月6日より通常通り開館しておりますのでぜひお立ち寄り下さい。

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1月の休館日をお知らせします。

土曜日:11、18、25日

日曜日:12、19、26日

祝 日:13日 成人の日

その他:1月20日(月)で後期授業終了のため、1月21日(火)以降は休館となります。

ご注意:2月は入学試験の為、入構禁止となり、見学はできません。

以上、今年度もたくさんCMTELを活用して下さいね!

20 12月 

こんにちは!CMTELでは11月26日(火)にワークショップ「しっくいを体験しよう!」を開催しました!
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今回のワークショップでは漆喰の基本的な特性、道具の使い方、塗り方、応用方法などをレクチャーしました。

漆喰とは?
漆喰は消石灰を主成分とした壁塗り材です。二酸化炭素を吸収しながら硬化していくため、長い年月をかけて硬化していきます。防水性、調湿機能にすぐれており、古くから城郭や民家などあらゆる建築物に使用されています。
今回は有限会社 辻建材さんの「本格漆喰」を使用させて頂きました。こちらの漆喰は100%自然素材でつくられており、バインダーに合成樹脂などは一切使わず、昔ながらの海藻のりなどを使用しています。

まず辻建材 辻氏による漆喰の講義から始まります。漆喰の基本特性、道具の使い方や塗り方、施工例を講義して頂きました。
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今回使用した「本格漆喰」は粉末状ではなく、あらかじめペースト状に練られています。足で揉んだり、柄杓でかき混ぜたりと練り返しをするだけですぐに使用できます。今回は箱詰めの「タンクタイプ」を使用していますが、「チューブタイプ」を使用する場合も漆喰をよく揉んでから使用します。とろみのついた液状になり、柔らかさが均一になったら使用開始です。また、漆喰は二酸化炭素と反応し硬化するので密閉状態であれば1、2年は保存可能だそうです。

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講義終了後は辻氏による壁塗りのデモンストレーションを行いました。
使用する道具は漆喰を乗せる盛り板と漆喰を塗るコテです。
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塗り方を大まかにステップ分けすると以下のようになります。
①自分より奥側の漆喰を盛り板をひっくり返しながらコテですくいとる。
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②下から上方向へと塗る。
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③ある程度塗り終わったら左右に動かし弧を描くようにならしていく。131127WS017

デモンストレーション後は参加者全員で塗り方の練習を行いました。
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基本的な塗り方の練習終了後は応用編の説明を行いました。漆喰を応用して制作した作品の説明や木材に塗布した際に現れるアクや焼けの処理の仕方など、制作していく上でヒントになる講義です。
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説明終了後はまた各自テーブル、あるいはイーゼルにて実習を行いました。今回の実習内容は参加者が持参した漆喰を塗りたいもの、コラージュしたいものを使用しました。
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参加者の皆さんは実際に壁面に塗る為の技術を学んだり、絵画作品の下地として使用したり、陶芸作品に塗ったりなど、様々な方法で活用していました!

このように、壁塗り材としてだけでなく、アイデア次第であらゆる可能性のある素材ですのでぜひ活用してみて下さい!今回参加できなかったみなさんもまたの機会にお待ちしております。

※今回のワークショップは有限会社 辻建材様にご協力頂きました。

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06 12月 

NEW MATERIAL!「蓄光顔料」

Posted by CMTEL  |  2013/12/06 13:55

こんにちは、今回は有限会社植田屋染工場さんの蓄光顔料をご紹介します。
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蓄光顔料とは
その名の通り、明るい状況下で蓄えた光を暗闇で一定時間継続的に放出する顔料です。化学的には別名ルミネッセンス、蛍光、燐光と呼ばれています。

次世代蓄光顔料とは
従来、蓄光顔料は水に触れると加水分解により蓄光効果がなくなり、耐水性がありませんでした。しかし近年ではコーティング材を塗らなくても耐水性を持つ蓄光顔料が開発され、有限会社植田屋染工場さんでは従来品と区別する為、それら耐水性を持つ蓄高顔料を次世代蓄光顔料と称しています。従来の蓄光顔料とは異なり、耐水性以外にも、豊富なカラーバリエーションと高い安全性を備えています。

今回頂いたサンプルはこちら。まずは有限会社植田屋染工場さんにて取り扱う多数の蓄光顔料をまとめたカラーチャートです。
R0014581のコピー発光例↓↓
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ベーシックお試し14色セット
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こちらは粉末状のマルチ有機【ライト(中色)】お試し24色セットです。(これらのお試しセットはウェブサイトにて購入可能です。)
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これらの蓄光製品についての詳しい耐候性、取扱いなどはこちらをご確認ください。
↓↓
http://www.uetaya.com/user_data/002.php
その他にも有限会社植田屋染工場さんオリジナルの技術によって生産されている造粒加工品や粒経確認お試し8点セット、プラスチックや樹脂によるマスターバッチペレット、次世代蓄光糸 (組紐)などを展示しています。
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有限会社植田屋染工場さんでは蓄光スプレーやシートなど、蓄光材料も取り扱っており、またその他にも蓄光プリントの受託加工や、染色加工、樹脂加工などの繊維加工も行っています。蓄光は塗料としてだけでなく、樹脂や絵具に混ぜるなど様々な活用方法があります。実際に使ってみたい、購入してみたいという方はウェブサイトをぜひチェックしてみてください。

有限会社植田屋染工場さんのHPはこちら
↓↓
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オンラインストアはこちら
↓↓
蓄光アイテムショップ
http://www.uetaya.com/


03 12月 

12月休館日のお知らせ

Posted by CMTEL  |  2013/12/03 15:16

12月の休館日をお知らせします。

土曜:7日、14日、21日、28日

日曜:8日、15日、22日、29日

祝日:23日(月)

冬季休業期間:12月24日(火)〜1月5日(日)

その他:補講期間の19日(木)20日(金)は開館しております。

2013年1月6日(月)より通常開館致しますのでぜひお立ち寄り下さい。

29 11月 

CMTELでは10月24日(木)にワークショップ「透明樹脂を始めよう!」を開催しました。

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今回は樹脂応用編として「透明樹脂」をテーマに行いました。成型用や注型用に用いられる透明樹脂には様々な種類がありますが、その中でも透明度の高いエポキシ樹脂の「クリスタルレジン」とやわらかいグミのようなポリウレタン樹脂の「グミーキャスト透明」の2種類(2液性樹脂)を使用しました。これらの樹脂についての実演、講義、実習を行い、さらに透明着色剤の「NRクリアカラー」を使用して透明樹脂への着色方法もレクチャーしました。

まずは樹脂の基本的な説明と扱い方の講義から始まります。透明エポキシ樹脂「クリスタルレジン」についての講義とともに、制作工程のデモンストレーションも行われます。
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講義の後は各自実習に入ります。実習では、透明樹脂を使って実際に制作してもらいます。参加者には好きなものを持参してもらい、透明樹脂の中に封入する工程を体験してもらいました。
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具体的な実習内容は、計量、混合、攪拌、注型といった樹脂成形の基本的な流れを行います。また、透明エポキシ樹脂は粘度が高いため、混ぜる際に気泡が入りやすいのですが、今回は溶液を事前に温めてておいたので、さらさらになり、気泡が抜けやすくなっています。ワークショップではこういった制作のコツなども学べます。
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次は「グミーキャスト透明」に関する講義とデモンストレーションです。
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こちらの実習では基本的な樹脂成型の流れとともに、透明着色剤「NRクリアカラー」を使用して透明樹脂に色を着ける工程も体験してもらいました。「NRクリアカラー」4色を使って好みの色を調色し、溶液に混ぜます。そして計量、混合、攪拌後に用意されたシリコン型に注型をします。
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出来上がったものは色とりどりで表情も様々。アイデアの組み合わせにより、可能性が広がる製品ですのでみなさんも樹脂を活用してみて下さい!今回参加できなかったみなさんもまたの機会にお待ちしております!

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※今回のワークショップは日新レジン株式会社様にご協力頂きました。

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