本シンポジウムは終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
「記憶の道」シリーズとして第2回となる本年度のシンポジウムは、
「石の物語」をテーマに開催します。
石器の発明から建築の素材にいたるまで、
「石」はつねに人間とともにあり、
その歴史と記憶を伝えてきました。
文字が刻まれ、石像が掘り出される石は、
人類にとって、デザインとアートの礎でもあります。
美術家・雨宮庸介氏をゲストに迎え、
人間の創造性を永い時間のなかで眺めながら、
わたしたちの現在を議論したいと思います。
2023年度 多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所 主催
第2回「記憶の道」シンポジウム
石の物語 Stone Story
◉開催概要
日 時 2023年11月10日(金) 19:00〜21:00(開場 18:40)
会 場 多摩美術大学TUB(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
※オンライン同時配信
参加費 無料
定 員 30名(会場参加は事前申込制)
登壇者
雨宮庸介(美術家)
港千尋(写真家、アートとデザインの人類学研究所 所長)
椹木野衣(美術批評家、アートとデザインの人類学研究所 所員)
佐藤直樹(デザイナー・画家、アートとデザインの人類学研究所 所員)
金沢百枝(美術史家、アートとデザインの人類学研究所 所員)
安藤礼二(文芸評論家、図書館情報センター長)
【会場参加の申込】はこちら▶︎ 定員に達したため申込を締め切りました
※参加申込は先着順での受付。申込が定員に達し次第、募集を締切。
※会場に到着した方から順番に着席、座席自由。
期間限定公開中【アーカイブ動画】11/26まで
◉プログラム
19:00~19:05
オープニング・所長挨拶(港千尋)
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●前半(19:05〜19:50)
[基調講演] 港千尋「石が語るとき」
[ゲスト講演] 雨宮庸介「「1300年持ち歩かれた、なんでもない石」とは何か?」
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休憩
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●後半(19:55〜20:55)
トークセッション
モデレーター:港千尋
コメンテーター:雨宮庸介、椹木野衣、佐藤直樹、金沢百枝、安藤礼二
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20:55~21:00
クロージング
※プログラムや発表内容は、都合により変更する場合がありますのでご了承ください。
◉登壇者プロフィール
雨宮庸介|Yosuke Amemiya
1975年茨城県生まれ。山梨県在住。第15回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ。現公益財団法人江副記念リクルート財団の奨学生として2011年に渡欧し、2013年Sandberg Institute(アムステルダム、オランダ)修了。2014年度文化庁新進芸術家海外研修員としてアムステルダム、その後ベルリンに滞在。2014年から3314年まで行われるプロジェクト「1300年持ち歩かれた、なんでもない石」を開始。2022年に帰国。現在、日本を拠点に活動。
主な個展に『雨宮宮雨と以』BUG、東京(2023)、『H&T. A,S&H. B&W. (Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)』SNOW Contemporary、東京(2021)、主なグループ展に『土とともに 美術にみる〈農〉の世界―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―』茨城県立近代美術館(2023)、『Reborn-Art Festival 2021-22』日和山公園 旧レストランかしま、石巻(2021)、『りんご宇宙―Apple Cycle/Cosmic Seed』弘前れんが倉庫美術館、青森(2021)など。
港 千尋|Chihiro Minato
写真家。多摩美術大学教授、アートとデザインの人類学研究所所長。芸術の発生、記憶の予兆などをテーマに制作と研究を続けている。著書に『記憶――創造と想起の力』『インフラグラム――映像文明の新世紀』『風景論――変貌する地球と日本の記憶』など多数。「第2回浪漫台三線藝術季」(台湾)国際キューレーター。
椹木 野衣|Noi Sawaragi
美術批評家。多摩美術大学教授、アートとデザインの人類学研究所所員。1991年に最初の評論集『シミュレーショニズム』を刊行、他に『日本・現代・美術』『後美術論』『震美術論』など多数。福島県の帰還困難区域で開催中の「見に行くことができない展覧会」“Don’t Follow the Wind”では実行委員を務める。
佐藤 直樹|Naoki Sato
デザイナー、画家。多摩美術大学教授、アートとデザインの人類学研究所所員。1994年に『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。1998年アジール・デザイン(現アジール)設立。2012年から絵画制作へと重心を移す。「東京ビエンナーレ」クリエイティブディレクター。
金沢 百枝|Momo Kanazawa
美術史家。多摩美術大学教授、アートとデザインの人類学研究所所員。主な著書に『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』『ロマネスク美術革命』『イタリア古寺巡礼 』シリーズなど。『工芸青花』でロマネスク美術や西洋工芸について連載中。
安藤 礼二|Reiji Ando
文芸評論家。多摩美術大学教授、図書館情報センター長。大学時代は考古学と人類学を専攻。出版社の編集者を経て文芸評論家として活動。主著に『神々の闘争 折口信夫論』『光の曼陀羅 日本文学論』『折口信夫』『大拙』『列島祝祭論』『縄文論』『井筒俊彦 起源の哲学』など多数。現在、『群像』で「空海」を連載中。
デザイン:中村陽道|Harumichi Nakamura
[会場への交通アクセス]
多摩美術大学 TUB
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー5F
(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
・東京メトロ日比谷線「六本木駅」地下通路にて直結
・東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約8分
*アクセス詳細: https://www.designhub.jp/access
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お問い合わせ
多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所
〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723 メディアセンター4F
Email:iaa_info@tamabi.ac.jp