椹木野衣 所員|新刊『パンデミックとアート 2020–2023』

 

椹木野衣 所員の著作『パンデミックとアート 2020–2023』が左右社より刊行されました。

 

 

 
 

タイトル: パンデミックとアート 2020–2023
著  者: 椹木野衣
出  版: 左右社
刊  行 :  2024年5月15日
      ※発売日は地域・書店によって前後する場合があります
頁  数: 280ページ
ISBN   : 978-4-86528-397-6
書籍情報  :   https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283976

 
 
世界を一変させ、あれほどわたしたちを不安と恐怖、混乱に陥れたコロナ・パンデミック。

刻々と伝えられる感染拡大情報、政府や自治体から次々と発されるアラートや指針に右往左往した日々。

マスクをめぐる混乱、無観客で開催されたオリンピック、繰り返す感染拡大の波──。

20世紀初頭に起きた人類史上桁違いの災厄「スペイン風邪」を忘却していたことに思いを馳せ、不可逆的に変容してゆく「日常」を見つめつつ書き継がれた美術批評家椹木野衣によるコロナ週報。

コロナ・パンデミックの恐慌が世界を襲った2020年3月から4年に渡る連載時評を書籍化。

「忘却」に抗い、遠からずまた訪れる「反復」に備えるために──。