• 基礎実技Ⅰ・基礎デッサン
• 「風景デッサン」
•  
• 基礎デッサン 最終回は "風景（水彩表現を含む）" です。

この授業では、実際の多摩美の学内風景をモチーフとして、自然物や人工物等とともに光や気象による現象を含む風景の描画法を学びます。

併せて、現実感と写実性を求める西洋画における遠近法と、東洋画における三遠法に基づいた画面構成による空間表現を学びます。

学生たちは多摩美の至る所に散らばって皆自由に風景を観察し、描写していました。

1年生が4月から10月まで、通年で取り組んだこの授業は、表現目的に応じたモチーフの適切な観察力と描画力、および描画材使用技術の習熟を目標としています。ここで培った力を、2年次の制作に役立てていきます。

（担当：教授 佐竹邦子／非常勤講師 野村重存）