企業や地域と共に版画の特性を生かしたプロジェクトの企画や、学生たち自らが美術館・ギャラリーと連携して展覧会を企画したり、版画を通じて国内外の教育機関と様々な交流を行ったりしています。制作するだけでなく、広く社会への展開を図ることで、社会における芸術と可能性を学ぶと共に、学生各自の卒業後の進路を模索します。
[大賞/2015] Ayaka YAMADA|Dream III - Melancholy of a knight|Technique:lithographyImage|21x16cm
[準大賞/2015] Mehrdad KHATAEI|I Offer My Hands To The Shades|drypoint,etching,aquatint,mezzotint, engravingImage|19.5x14.5cm
[審査員賞/2015] Kanako WATANABE|Menuett2|woodcutImage|18.5x18cm
このトリエンナーレは、1995年に多摩美術大学創立60周年事業を記念して開催されました。版画の出品作品のサイズを20×25cmに限定することで、「世界のどこからでも郵送により、誰でも自由に参加できる」という大学が試みた初の国際公募展として、国内外から版画というジャンルの枠を越えて大きな反響がありました。また、世界最新の版画の動向を提示するとともに、本学が教育研究機関として版画の素材・技術・表現などに関する学術的なデータを整理し、その作品を収蔵する目的をもって続けている企画です。
2013年より、タイ王国シラパコーン大学と多摩美会が学科との間でスタートしたプログラムです。タイの学生、教員間による「紙」をテーマにした展覧会やワークショップを開催しており、制作を通して両国間の学生の交流活動が展開されています。
大学院の海外研修プログラムです。2016年は、タイ王国チェンマイ大学との間で、ワークショップやレジデンシー制作が実施されました。
海外レジデンシーとして展覧会やワークショップ等に参加することで、世界各国の学生や教員、アーティストなどとの交流を図りながら、各国の文化やアートシーンを学ぶと共に国際感覚を養い、国際社会に対応する学生の育成に努めます。
タイ王国シラパコーン大学、チェンマイ大学、多摩美術大学の学生や教員約40名による版画展を実施。 (写真:文房堂ギャラリー[神保町]2016年12月)
2013年6月から2014年12月まで、ホテル レストラン EKKI BAR&GRILLでの個展と、作品をテーマにしたオリジナルデザートによるパティシエ・コラボレーションを行いました。
2015年10月から2016年12月まで版画専攻、日本画専攻の学生とオリゾンティ株式会社の共同研究として、アパレル店舗を「ニューヨークの四季」をテーマにした、アートでコーディネートするプロジェクトを行い、春夏秋冬のシーズン4回で個展形式の発表会が開催されました。
2015年3月から2016年12月まで東急不動産SCマネジメント株式会社の管理運営するノースポートモールに於いて、10回の子ども向けワークショップを開催しました。参加学生はサンプル研究ゼミにて素材や表現の研究を行いました。
2015年より札幌禎心会病院で学生による版画の展覧会を開催しています。作品は半年ごとにリニューアルされ、作品は札幌/滝川/士別など中心に北海道内を巡回していきます。
東京国際ミニプリント・トリエンナーレ
[大賞/2015] Ayaka YAMADA|Dream III - Melancholy of a knight|Technique:lithographyImage|21x16cm
[準大賞/2015] Mehrdad KHATAEI|I Offer My Hands To The Shades|drypoint,etching,aquatint,mezzotint, engravingImage|19.5x14.5cm
[審査員賞/2015] Kanako WATANABE|Menuett2|woodcutImage|18.5x18cm
このトリエンナーレは、1995年に多摩美術大学創立60周年事業を記念して開催されました。版画の出品作品のサイズを20×25cmに限定することで、「世界のどこからでも郵送により、誰でも自由に参加できる」という大学が試みた初の国際公募展として、国内外から版画というジャンルの枠を越えて大きな反響がありました。また、世界最新の版画の動向を提示するとともに、本学が教育研究機関として版画の素材・技術・表現などに関する学術的なデータを整理し、その作品を収蔵する目的をもって続けている企画です。