当研究所が発行しております刊行物『Art Anthropology』12号が完成致しました。
-目次-
多摩美術大学 芸術人類学研究所 開所10周年記念
第4回「土地の力」シンポジウム
聖なる場所のネットワーク
「聖地」×「芸術人類学」
開会の挨拶 所長 鶴岡真弓 / プレイス、スポット、サイト――多元の「場所」へ
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安藤礼二(司会) 聖なる場所を共振させる
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シンポジウム前半部
安藤礼二 所員 / 神秘哲学、国境を超える東洋思想
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平出隆 所員 / 詩的トポスとしての小さな家
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港千尋 所員 / 変換の芸術人類学
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トークセッション
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シンポジウム後半部
椹木野衣 所員 / 日本列島と〈大地?〉
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鶴岡真弓 所長 / ケルト文化の火と水
――ハロウィン、インボルク、鷹の井戸
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トークセッション
部門活動報告
Ⅰ《贈与と祝祭の哲学》
安藤 礼二
「国栖」をめぐって
Ⅱ《野外をゆく詩学》
平出 隆
「書物論研究」の輻輳
Ⅲ《縺れのデザイン》
港 千尋
コンテンポラリーアートと人類学――あいちトリエンナーレ2016の試みから
Ⅳ《来たるべき美術:自然災害の哲学――新しい「地水火風」》
椹木 野衣
菊畑茂久馬《奴隷系図(三本の丸太による)》
――「釜山ビエンナーレ2016」での再制作について
Ⅴ《ユーロ=アジアをつらぬく美の文明史》
鶴岡 真弓
アイルランド「万霊節」の「火と陽」の新発見――ハロウィンからサウィンへ