[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Dec 08, 2010

中沢新一ゼミ×首都大学東京 共同プロジェクト「アースダイバーマップBis」

芸術学科「ブリコラージュ設計(中沢新一ゼミ)」と首都大学東京大学院 「インダストリアルアートプロジェクト演習」、渡邉英徳研究室有志によるコラボレーションプロジェクト、「アースダイバーマップBis」の紹介です。 http://e.mapping.jp/index.html

【アースダイバーマップBisの制作にあたって】  このEarth Diver Map Bisは中沢新一著『アースダイバー』(講談社、2005)から派生したプロジェクト です。  今回、このEarth Diver Map Bisでは「アースダイバー」の発想をもとに、縄文海進期の海を青、 砂州を黄色、陸地を無色でそれぞれGoogle Earth上に表現しました。更に、縄文時代と現代の繋がりを 想像する手助けとして縄文遺跡と現代の主要な宗教施設をマッピングしています。しかし、これだけで はこの地図はまだ完成形とは言えません。縄文人の感覚は発掘調査によって出土する遺跡から想像する しかありませんが、現代の「東京」は実際に歩いてみることができます。暮らしている人々の感覚をイ ンターネットを通じて知る事も発信する事もできます。縄文人の感覚と現代人の感覚を繋ぐこの地図を 完成させる為に、ぜひこのサイトにアクセスして下さった皆様に協力して頂きたいのです。私たちが用 意したのはいわば白地図です。この地図の空白が皆様の手によって埋まっていくとき、そこには今まで 見た事のない地図が浮かび上がってくると私は信じています。まずは、東京23区から。

多摩美術大学 中沢新一ゼミ 五十嵐丈鑑 (アースダイバーマップBis HPより抜粋) ________________________

アースダイバーマップBisの閲覧にはGoogle Earthのプラグインが必要です。 Google Earthのプラグインは、Google Earthのインストールを行うと自動的にブラウザ上で 使えるようになります。

ダイブすると、現在の東京の地図と縄文時代の地形が重なっている様子が現れます。

さらに右上の、神社、寺、遺跡、古墳、境界線、建物、稲荷のボタンを選択すると、 それらの場所が地図上に現れる仕組みです。縄文時代の海岸線と、古代の祭祀跡、 そして今の私たちの暮らす空間がどのように関わっているのかを知ることができます。

また、Earth Diver Map Bisでは、GPS位置情報とともに写真を添付して投稿すると、 アースダイバーのマッピングにユーザーも参加できるようになっています。

投稿方法についての詳細は→こちら 徐々に投稿数も増加し、マッピングも充実してきています。 ぜひみなさまもご参加下さい!

■制作メンバー 原案 中沢新一    深澤晃平(芸術人類学研究所 特別研究員)

多摩美術大学 中沢新一ゼミ(ブリコラージュ設計) 五十嵐丈鑑(芸術学科3年) 山田ゆず子(芸術学科4年)

■取材協力 芸術人類学研究所 ブリコラージュ設計 有志

■指導 中沢新一(芸術学科教授・芸術人類学研究所所長) 首都大学東京大学院「インダストリアルアートプロジェクト演習」+渡邉英徳研究室有志 高田健介(大学院システムデザイン研究科1年) 勝田亜加里(大学院システムデザイン研究科1年) 高田百合奈(システムデザイン学部4年)

■制作総指揮 渡邉英徳(システムデザイン学部准教授)

→アースダイバーマップbisの紹介記事はこちら 「ノマド・ワーカー」 http://www.nw-style.com/2010/10/google-earth.html 「INTERNET WATCH」 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/20100902_390924.html

ポスト @ 2010/12/08 17:36 | information

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/trackback/tb.php?id=365
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)