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Apr 02, 2012

マリ・ドゥルエ×港千尋 展覧会『隔たり/連なり』@福島県喜多方市 大和川酒蔵北方風土館

港千尋所員と、フランスの美術家、マリ・ドゥルエ氏のコラボレーションによる展覧会を IAA主催で開催いたします。

■マリ・ドゥルエ×港 千尋 『隔たり/連なり - Distance/Continuity -』

会期 2012年4月7日(土)-4月22日(日) 9:00am-17:00pm オープニングレセプション 2012年4月7日(土) 16:30pm〜 会場 福島県喜多方市 大和川酒蔵北方風土館    〒966-0861 福島県喜多方市字寺町4761    TEL 0241-22-2233    http://www.yauemon.co.jp/

■キュレーター 川延安直 ■主催 多摩美術大学 芸術人類学研究所、いいたてまでいの会 蔵の会 ■後援 福島県立博物館 ■協力 SATOSHI KOYAMA GALLERY

 震災後の風景をテーマにした画家と写真家によるコラボレーションによる本展は、2011年12月から 2012年1月にかけてフランスのナント市で開かれた展覧会、Distance/Continuity展の日本巡回展です。 港は震災後に千葉から東北にかけての被災地を廻り、特に広野町、南相馬市、飯館村などを含む福島県 各地の風景を撮影しました。この写真を元に、ナント市在住のマリ・ドゥルエが日本の風景をヨーロッパ の風景へとつなげる絵画作品を制作し、ナント市では異なる想像力がマッチしたユニークなコラボレーシ ョン展として、高く評価されました。喜多方市への巡回展では新作が加えられています。

 「隔たり/連なり」というタイトルには、日本とヨーロッパのあいだの隔たり、震災前と震災後の記憶 の問題などさまざまな距離を見つめながら、その彼方に連続性や繋がりを探すという希望がこめられてい ます。震災から1年を経過した福島へ巡回するにあたり、さまざまな知恵や実践との出会いが生まれること を願い、本展を開催したいと思います。

■出品者紹介 Marie Drouet (マリ・ドゥルエ) フランス・ナント市生まれ、ナント在住。2009年から2010年にかけ、ナント市主催の文化交流プロジェ クトに参加し、日本に滞在。バンクアート横浜にレジデンス(2010年)。最近参加した主な展覧会歴に「デ ジタルハンド展」(国立台湾美術館 台中、2010年)「ブルー/ブロンド展 シネマテーク・フランセーズ」 (パリ、2011年)「隔たり/連なり展」(ラトリエ ナント、2011年)。

■本展お問い合わせ 多摩美術大学 芸術人類学研究所

*本展覧会と関連して、東京・日本橋のSATOSHI KOYAMA GALLERYにて、 マリ・ドゥルエ氏の個展『むこうの風景』展を4/13(金)-5/2(火)の期間、開催いたします。 こちらもあわせてご高覧ください。

ポスト @ 2012/04/02 17:53 | 展覧会情報

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