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Jun 26, 2012

三上敏視のお神楽ナイト「神楽と能」ビデオジョッキー&ミニライブ

音楽家にして神楽・伝承音楽研究家でもある三上敏視特別研究員の お神楽ナイトVol.12「神楽と能」ビデオジョッキー&ミニライブが、 東京都中野区、東中野ポレポレ坐で開催されます。

■ 日時:2012年6月28日(木)18:30open / 19:30start ■ 会場:東中野space&caféポレポレ坐 http://za.polepoletimes.jp/ ■出演:三上敏視 ■料金:予約2,000円/当日2,300円(+要ワンオーダー) ■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

神楽と雅楽を混同している人はけっこういるのだが、神楽と能の関 係が深いことを理解している人は意外と少ない。観阿弥、世阿弥という天才によって芸術にまで高められた猿楽の能 は、将軍や大名など権力者たちに庇護され、現在は「能楽」という名前になり日本の「伝統芸能」の代表だ。かたや神楽は「民俗芸能」だが、大成する前の猿楽の能との関係は 深かったし、大成したあとはかなりの影響を受けている。今回は、神楽の中に見られる「能」のさまざまな姿を紹介したいと 思います。また今回も最後にミニライブをやりますが、それはテーマとはあま り関係ないでしょう(笑)。ビデオだけでも見に来て下さい。(三上敏視))

☆三上敏視(みかみとしみ) 音楽家、神楽・伝承音楽研究家。 1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。 93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。 95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。 日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、 その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。 その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、 初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。 映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。 現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を 中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活 動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作 品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。 多摩美術大学美術学部非常勤講師、 同大芸術人類学研究所(鶴岡真弓所長)特別研究員。

ポスト @ 2012/06/26 16:34 | お知らせ

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