多摩美術大学 芸術人類学研究所 Information

中沢新一の著作、『純粋な自然の贈与』(1996年／せりか書房刊)が文庫版で登場します。

『純粋な自然の贈与』講談社学術文庫　￥1,008 2009年11月10日(火)発売予定→講談社の新刊情報はこちらから

映画『谷中暮色』監督・舩橋淳氏と中沢新一のトークが開催されます。 日時：　2009年11月3日(火･祝)　11:10am〜　映画上映の後、約30分 場所：　シネマート新宿 　　　　東京都新宿区新宿3丁目13−3新宿文化ビル6･7F 　　　　TEL： 03-5369-2831 mail： info-cinemart@spoinc.jp 交通：　東京メトロ丸ノ内線・副都心線「新宿三丁目」駅B2出口より徒歩1分

江戸時代、昭和30年代、そして現代を映像により往復し、壮大な叙情詩を詠いあげた映画「谷中暮色」。 アカデミシャンに限らず広く読まれる名著「アースダイバー」の中沢新一が、この映画について 監督舩橋淳と対談する。縄文時代洪積世まで海の底であった谷中というトポスにまつわる思考の饗宴。 (『谷中暮色』公式HPより)

■映画『谷中暮色』　 2009年／日本／120分 脚本･監督･編集：舩橋淳 出演：野村勇貴、佐藤麻優、加藤勝丕、小川三代子 製作：ENBU ゼミナール、Big River Films　　配給･宣伝：Big River Films

ストーリー： 舞台は東京下町の谷中。古いホームムービーの保存･修復活動をしているかおりは、昭和32年に焼失した 〈谷中五重塔〉とその姿を記録した8ミリフィルムの存在を知る。寺院、霊園の墓守、伝統工芸の職人、 郷土史家に取材を試みながら、ありし日の塔に思いを馳せる。 　寺町谷中のドキュメンタリーと、現代と江戸時代を往復するフィクションが渾然一体となり伝統と 創造の意味を問いかける。

■特別鑑賞券1300円（税込）　絶賛発売中！　 劇場窓口、都内プレイガイドにて 当日料金　一般1800円、大高1500円、シニア1000円 ※初日特典あり　先着で「やなか珈琲」プレゼント（限定数、なくなり次第終了）

中沢所長の対談のお知らせです。

■ 藤森照信大学院最終講義─講義と対話─ 1．人類と建築の起源　中沢新一×藤森照信(建築家・東京大学生産技術研究所教授)

日時：2009年11月10日(火) 13:00-16:00 場所：東京大学生産技術研究所総合研究実験棟(An棟) 3階大会議室(An301/302) 　　　〒153-8505　東京都目黒区駒場4-6-1 事務局：東京大学生産技術研究所　藤森照信研究室 　　　　tel/03-5452-6370 fax/03-5452-6371 　　　　fujimori@iis.u-tokyo.ac.jp ※藤森照信研究室のサイトはこちらをご覧ください。

明日10月10日（土）より、東京新聞 土曜日朝刊「東京どんぶらこ」にて 中沢所長のエッセイが掲載されます。

●「東京どんぶらこ」 東京の街について、6人の著者がつづるリレーエッセイ。 毎回、東京の街の1カ所をクローズアップして書かれます。 10月10日以降、6週間に1度くらいのペースで、土曜日の朝刊に掲載される予定です。

＊東京新聞ほっとWebでは、「東京どんぶらこ」Web版も見ることができます。

青山ブックセンター本店にて、7月から隔月で開催されている「東京アートダイバー」。 中沢新一所長が活躍するクリエイターを招いた繰り広げる特別対談です。

第1回目は建築家の伊東豊雄さんを迎え、幅広い観点から、 建築と自然、人間と都市についての深い話が溢れだしました。

第2回目は、俳優の佐野史郎さんをお迎えします。 中沢新一所長と佐野史郎さんの貴重な対談。ぜひご期待ください。 詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

※上記サイトの最下段から受講を申込みできます！

藤生京子さんの新著『吉本隆明のDNA』（朝日新聞出版、7月30日発売予定）に、 中沢新一所長のロングインタヴューが収録されています。

吉本隆明氏のオリジナリティー溢れる、「強靭な日本語」による思想を、 中沢新一所長はどんなふうに読み込み、受け取ってきたのか。

6人の論客によって語り出された、新しい「吉本論」。 語る側、語られる側双方の「思想家のたたずまい」が、 非常に丁寧に構成されたインタヴューによって、明らかにされていきます。

同時に各論者の知的形成期をさぐる、貴重な記録でもあります。 ここでの吉本隆明さんは、まるで語り手を映し出す「鏡」のよう。 どうぞご期待ください！

隔月の新講座『中沢新一の東京アートダイバー』が、 青山ブックセンター内カルチャーサロン青山にて、7月からスタートします。

くわしくはこちらをご覧下さい。

©Yoshie Tominaga(MILD)

この講座は音楽、建築、アート、演劇などの芸術表現ジャンルからゲストを迎えたセッションを、 「芸術人類学」のテーマに沿って展開するものです。青山ブックセンター本店店頭では、 「芸術人類学」の関連書籍のほか、ゲストやテーマに連動するブックフェアも開催されます。

各講座には、伊東豊雄（建築家）、佐野史郎（俳優）、細野晴臣（音楽家）、隈研吾（建築家）、しりあがり寿（漫画家）、高木正勝（映像作家／音楽家）など、さまざまなジャンルのスペシャリストが登場。

記念すべき第１回（7／11）は、多摩美術大学新図書館も手がけた建築家＝伊東豊雄さんをお招きします！ （現在、上記サイトにて受付中）